| BMW M850iのエンジンはオートメーションではなく手で組み立てられる |
BMWがM850iのエンジンを組み立てる様子を動画で公開。
近年、多くのメーカーはそのエンジンを自動にて組み立てますが、いくつかのメーカーはハイパフォーマンスエンジンを手作業で組み立て。
BMWのはそのうちの「ひとつ」ということになりますね。
なお、組み立てにあたっては(当然ですが)工具や締め付けトルクがしっかり管理され、そのプロセスがすべて記録されている、とのこと。
ベアリング、シリンダーヘッドなど主要パーツには個別のシリアルナンバーが記され、何かあったときのトレーサビリティも考えられているようです。
他のメーカーはどうなっている?エンジンの組立状況
なおエンジンの「手組み」で有名なのはメルセデスAMGで、これは「ワンマン、ワンエンジン」、つまり一人のエンジンを流れ作業ではなく同じ人が終始一貫して組み立てるということを意味し、エンジンにはその組立てた人のプレートが与えられます。
こちらはメルセデスAMGのエンジン製造過程を収めた動画、「Mercedes-AMG Engine Factory」。
日産R35 GT-Rのエンジンも同様で、これは「匠」たちによって製造されるものですが、GT-Rのエンジンを組むことが許される匠はわずか4名、とのこと。
こちらがGT-Rのエンジン製造工程を見ることができる動画、「NISSAN GT-Rのエンジンを組み上げる「匠」たち」。
なお、マツダのロータリーエンジンもRX-7(13B-REW)までは手組で、その後RX-8に積まれるエンジン(13B-MSP)はオートメーション製造。
こちらはポルシェ。
現時点で、かなり機械化が進んでいるエンジン製造工程だと思います。
こちらはベントレー。
フェラーリ。
7年前の動画なので現在とは異なルトは思いますが、かなりレトロな感じ。
アウディ。
かなりオートメーション化が進んでいますね。
https://www.youtube.com/watch?v=EuHJ4uclAYU
こちらはホンダ。
シビックのエンジンアッセンブリーラインで、今年の映像ですがが、え?というくらい昔っぽい工場です。
インディアナと記載があるのでアメリカだとは思いますが、欧州の工場とアメリカの工場は「雲泥の差」と言って良いかもしれません。
トヨタのハイブリッドエンジン。
こんなところでこんな人達が造ってるの?という感じの、トヨタのイメージとはかけ離れた工場です。
やまりアメリカですが、まさにエミネムの「8マイル」みたいな工場。