| やはりどうやっても転売は防げない |
マクラーレンの限定モデル、「セナGTR」と「スピードテール」の生産枠が早速転売されることに。
「生産枠」となっているのは両方ともまだ生産が開始されていないためで、よって両車とも購入者の好きな仕様へと変更が可能だとしています。
ちなみにフェラーリの限定モデル「モンツァSP1/SP2」も同様に生産枠が転売されていることが報道されたばかり。
セナGTRは公道仕様へのコンバートも可能
両方ともジェームズ・エディションに掲載されているもので、マクラーレン・セナGTRの販売価格は1,650,000ドル。※販売ページはこちら
なおマクラーレンからの購入価格は1,450,000ドルと提示されており、つまり転売による利益は「200,000ドル」。
これが高いか安いかはわかりませんが、自力でセナGTRをマクラーレンから直接購入できる地位にまで昇り詰めようとすると、マクラーレンの通常モデルや限定モデルを何台も買わねばならず、そうなるとそうとうなお金が必要になりますし、そのコストを考えると「200,000ドルは安いもの」だとも考えています。
なお、セナGTRについては「セナ」のサーキット走行専用モデルではあるものの、販売者によると「公道仕様へのコンバートも可能」とのこと。
セナGTRは75台のみの限定販売となり、当然ですが新車はすでに「完売済み」。
マクラーレン・スピードテールの売買は安心の弁護士経由
そしてマクラーレン・スピードテールも106台のみの限定販売で、もちろん完売済みとなっていますが、やはりナイト・インターナショナルによって生産枠が販売中。※販売サイトはこちら
価格は「ASK」で、契約は弁護士を通じて行われ、(最初の)注文者がマクラーレンと交わした契約書なども開示される、とのこと。
他にはブガッティ・ディーヴォ、アストンマーティン・ヴァルキリー、フェラーリFXX K Evoも販売中
そしてなんとブガッティ・ディーヴォの生産枠も販売中(販売ページはこちら)。
価格は「ASK」、状態は「中古」なので、驚くべきことにすでに納車されている、ということになりますね。
限定台数は40台、もちろん完売済みで、新車価格は6億2000万円ほど。
そしてアストンマーティン・ヴァルキリーは4,500,000ドルで生産枠が販売中。
150台限定のハイパーカーで、もちろん完売済みとなっています。※販売ページはこちら
こちらについては仕様の変更ができるかどうかは不明ですが、販売時には「オーナーの体型に合わせて一台一台シートが成形される」と言われ、よって最初に注文したオーナー仕様となっているのかもしれませんね(アストンマーティンはきびしくヴァリキリーの転売を制限しており、注文者以外が採寸に来るのを許さないと思われる)。
さらにフェラーリの主催するレーシングプログラム「コルサ・クリエンティ」に参加しなければ購入できない「FXX K Evo」も4,500,000ドルで販売中。※販売ページはこちら
2016年式でボディカラーはグレー、走行距離は1000キロ、と記載されています。
そしてやはり完売済み、ケーニグセグ・レゲーラも販売中。※販売ページはこちら
こちらも「生産枠」の販売で、購入者は自分の好きなボディカラーやインテリアカラーの選択ができる、とのこと。
価格は「ASK」です。