| その価格はR35 GT-Rほぼ一台分 |
リバティーウォークが日産R35 GT-R向けの新作エアロキット「LB-Silhouette WORKS GT NISSAN 35GT-RR」を公開。
リバティーウォークはこれまでにも「LBシルエットワークス」シリーズからランボルギーニ・ウラカン用そしてフェラーリ458イタリア用エアロキットを発表していますが、このシリーズは1976-1981年に存在したレースのカテゴリ「シルエットフォーミュラ」をイメージしたもの。
シルエットフォーミュラには日産スカイライン/シルビア、トヨタ・セリカ、ランチア・ストラトス、マツダ・サバンナRX-7、BMW M1、ポルシェ935といったクルマたちが参戦し、カテゴリ名こそ「フォーミュラ」と名がつくものの、そのボディ形状は乗用車を模したもので、シルエットフォーミュラという名称は「ボディ(シルエット)は市販車だけど中身はフォーミュラカー」というところから来ているそうです。
リアウイング形状は2種類
このエアロキットはリアウイング形状の差によって「Ver.1(GTウイング)」と「Ver.2」とがあり、さらに素材も「FRP」「FRP&CFRP&ドライカーボン」「FRP&ドライカーボン」「ドライカーボン」の4種から選択可能。
パーツの構成としてはフロントバンパー、フロントカナード&ディフューザー、リアバンパー、リアディフューザー、シルエットリアウイング、ワイドボディフェンダーキット(フロントフェンダー、サイドスカート、リアフェンダー)、ボンネットフード、トランク。
つまりはドアとルーフ以外はすべて変更されている、ということになりますね。
こちらのリアウイングは「NEW TYPE」。
こちらはGTウイングバージョン。
価格についてはVer.1の場合、「FRP」が3,465,000円、「FRP&CFRP&ドライカーボン」が4,477,000円、「FRP&ドライカーボン」、5,555,000円、「ドライカーボン」が7,150,000円。
Ver.2だと「FRP」が3,410,000円、「FRP&CFRP&ドライカーボン」が4,367,000円、「FRP&ドライカーボン」、5,390,000円、「ドライカーボン」が7,480,000円という設定です。
単品だとフロントバンパーがFRPでは385,000円/ドライカーボン715,000円、フロントカナード&ディフューザーはFRPだと330,000円、CFRPでは407,000円、ドライカーボンだと550,000円など。
ちなみに前後オーバーフェンダーは「キットのみ」でしか購入できずバラ売りが無いようですね。
そのほか、エアロキットには必須のエアサスペンションが814,000円でラインアップされていますが、ホイール交換も当然ながら必要で、エアロパーツのフィッティングに塗装、取付工賃を含めると、ドライカーボン製フルキットを装着すると「総額1000万円」くらいのカスタムになりそうです。
「シルエットフォーミュラ」にはこんなバリエーションも
上述の通りこのシリーズにはすでにフェラーリ用、ランボルギーニ用が発表されていて、まずはLBシルエットワークスとしては最初に発表されたフェラーリ458イタリア用。
こちらはランボルギーニ・ウラカン用。
ラスベガスにて開催されたチューニングカーの祭典、SEMAショーでもいくつかこのエアロキットを装着したカスタムカーが見られたようですね。
リバティーウォークがランボルギーニ・ウラカン用エアロキット発表!レーシングカー「ウラカンGT3」よりも過激な”LBシルエットワークスGT”
VIA:Liberty Walk