| 別途「ランボルギーニ・ウラカンEVO RWD仕様」もスタンバイ |
ボクは自分の持ち物について、いつも「自分仕様」でなければ気がすまない
さて、先日購入したオメガ・スピードマスターとスウォッチとのコラボ腕時計、「ムーンスウォッチ」のベルトを交換。
もともと購入時にこのカラー(ネプチューン)を選んだのは、注文したフェラーリ296GTBのボディカラーにあわせたためですが、さらにフェラーリ296GTBに近づけるためにNATOベルト(ストラップ)へと交換することも考えていたわけですね。
ちなみにぼくは腕時計のベルトを交換することが多く、日常的に使用しているアップルウォッチでは頻繁にベルトを(気分やその時の衣類、持ち物やTPOにあわせ)交換しています。
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ただし「ベルト交換」に適さない腕時計も
しかしながら腕時計によってはベルト交換に適さないものがあり、その筆頭は「専用の構造を採用する」もの。
オーデマピゲ、ウブロ、一部カルティエ、ルイ・ヴィトン(タンブール)、リシャール・ミル、ほとんどのスウォッチなど独自のラグ構造を持つものたちで、これらは純正のベルトに交換するしかないというのが実情です(社外品もいくらかはラインアップされているほか、市販のベルトを装着できるアダプターも存在する)。
そして腕時計とストラップとのデザイン的整合性が高い腕時計は「ストラップ交換でデザイン性が崩れる」ために交換が難しく、これはゴリラウォッチやシャネル(とくにJ12)、G-SHOCK、ベル&ロスなどがそれに該当するかと思います。
参考までにですが、ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDのボディカラー / ホイール / ブレーキキャリパーにマッチした腕時計としては「ゴリラウォッチ サンダーボルト」を注文していて、こちらは現在納品待ち(多分年末くらい)の状態です。
加えて、さらにウラカンのカラーに近づけるため、もう少し濃いブルーのベルトも別途注文していて(ゴリラウォッチ純正で1万円ちょっと)、こちらのベルトに交換されて収められる予定です。
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さらにはケースが大きく分厚い腕時計も市販のベルトへと交換した際のバランスが取りにくく、ロレックスやパネライ、ベル&ロスなどはその筆頭。
逆にベルトの交換が楽しめる腕時計としては、オメガ、タグ・ホイヤー、IWC、ゼニス、ブライトリングあたりがあるんじゃないかと考えていて、もちろん今回のムーンスウォッチもその部類。
NATOベルト(ストラップ)にはこんな種類がある
NATOベルト(ストラップ)とはNATOによって認証された規格を持つストラップを指しますが、NATO軍は様々な国の部隊によって構成され、しかしこれらがバラバラの規格のものを使用していては様々な不都合が生じることから定められた規格です。
たとえば、銃弾の直径など形状が異なっていれば、NATO軍が共闘する際、戦士した(別の国の)友軍兵士の銃弾を譲り受けたとしても「使えない」ことに。
そういった事例を回避するため、異なる製造元や国の銃器でも撃てるように銃弾のサイズなどを定めているわけですが、NATOストラップもそのひとつ(様々な理由での、異なる国や部隊の兵士における腕時計の譲渡も想定されている)。
そして腕時計を譲り受けた際、工具無しでベルトの装着や交換ができるように考慮されているのがNATOベルトの大きな特徴です。
ただ、現在のアフターマーケットにてNATOストラップというと、必ずしもNATO規格を満たしているわけではなく、あくまでもNATOストラップ風の構造やデザインを持つベルトを指しています。
よって市場には相当な種類(柄や素材)のNATOベルトが存在していて、中にはこういったレザーのものも(ただし装着時にはかなりかさばる)。
こういったキャンバス製のベルトも存在します。
こちらはレザーとバリスティックナイロンとのハイブリッド。
今回は「カラフル」なNATOストラップを探してみた
ただし今回の用途としてはクルマのカラーにあわせるというもので、ヘビーデューティーなものやヴィンテージ調ではなく「鮮やかなカラーのベルト」を探しており、ナイロン製のファブリックを中心に探してみることになりますが、一般的なのがこういったNATOストラップ。
安価なものだと数百円から購入できます。
CASE CAMP
フェラーリ458スペチアーレっぽいな!
STRAP24
そしてちょっとこだわったバックルやループ(遊環)、柔らかい素材を持つものも。
ストライプはダブルやシングル、マルチなど様々ですが、バックルや遊環にもバリエーションが有り、こちらのバックルや遊環は「断面が円」。
そしてマットブラック仕上げも存在するようですね。
これはちょっと「ツルっとした」素材、そしてドレスウォッチのようなバックルを持つ一本。
ミニJCWっぽカラーということもあってひとまず購入して到着待ちです(ほかの腕時計に取り付けてみようと思う)。
ちなみにですが、こういったアースカラーというかニュアンスカラーっぽいNATOストラップも。
こんな感じでNATOストラップには相当な種類があり、まず好みにマッチした一本が見つかるとは思うものの、もしカラーが特殊で欲しいものがない場合は、「ホワイト」もしくは「ホワイトが入っている」NATOストラップを購入してきて「染める」のも一つの手。
素材がナイロンであればダイロン等の染料にて好きな色に染めることができ(鍋に染料とベルトを入れて煮沸する。染料を混ぜあわせてカラーを調合することも可能であり、煮込む時間で染色する色の濃さも調整できる)、この方法だとも文字通り「世界で一本の」自分だけのベルトを作ることも可能です。※ぼくは一時期、染色にこだわって色々なものを染めたことがある
Papillon
腕時計のベルトを交換するのも結構楽しい
実際に探してみると相当な種類の素材や仕上げ、カラーを持つNATOストラップが販売されていることがわかりますが、これに限らず腕時計のストラップを交換するというのは非常に楽しい行為であり、それによって「新しい腕時計を手に入れた」ような気も。
さらにはクルマやバイク、服やバッグなど自分の持ち物と色味を合わせることでそれぞれのモノに愛着が湧くようにも思います(複数のシーンでの使い分けも可能となるので腕時計の活動領域も広くなる)。
そして同様に感じるのはぼくだけではないと思われ、そのため現在多くの腕時計メーカーが工具無しでワンタッチによるストラップの交換が可能な「インターチェンジャブル」を取り入れているのだと思いますが、腕時計のみならず、自動車やバッグなどすべてのモノが現在「パーソナライズ」の時代に向かっており、それだけ(固定観念や人の意見に左右されず)自分の価値観に従いモノを選べる人が増えている、ということなのでしょうね。
そしてぼくは、「モノに自分を合わせる」のではなく「自分にモノを合わせる」べきだとも考えていて、モノに使われるのではなく、モノは(正しく)使うべきである、とも考えています。
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