| このフェラーリ・モンツァSP1の価値を理解しての行動なのかそうでないのかはわからない |
おそらくはこのオーナーの息子もしくは関係者なのではないかと想像するが
さて、詳細は不明なのですが、少年がフェラーリの少量限定生産モデル、モンツァSP1のコクピットに潜り込み、警報が作動する様子を収めた動画がインスタグラムにて公開に。
このモンツァSP1は(2シーターのSP2とともに)499台のみが限定生産されたハイパーカーで、フェラーリの過去のクルマのエッセンスを抽出し、それを現代のテクノロジーと素材をもって再解釈したというクルマ。
「ICONA」シリーズからの発売となっていますが、このICONAはフェラーリのVIP顧客を対象としたコレクター向けのサブブランドであり、その購入のハードルがもっとも高いシリーズとして知られます。
このモンツァは812スーパーファストをベースに製作されており、6.5リッター自然吸気V12エンジンを搭載して最高出力800馬力を発生し、0−100km/h加速2.9秒を誇ります。
その事件はこうやって起こった
そこで今回のフェラーリ・モンツァSP1侵入事件についてですが、まず場所は明らかではないものの、どこかの屋内ガレージにて、動画に写っている少年そして撮影しているもう一人という(少なくとも)2名がガレージ内へと潜入したもよう。
おそらくこのカバーは少年らが外したものだと思われ・・・。
大胆にもボディサイドをまたいで車内へ入ろうと試みます。
なぜフェラーリ・モンツァSP1に乗り込もうと思ったのかはナゾである
そして車内へと収まりますが、この後にアラームが発報しそこで動画はストップ。
上述のとおり、この動画の詳細についてはわからないものの、ガレージ内にはほか複数のフェラーリが駐車されており、一部にはカバーがかけられていること、そして壁面にはそのクルマの詳細を示しているであろうプレートが掲げられていることから、コレクターの個人ガレージなのではないかと推測されます。
そして個人宅に侵入することはあまりにリスキーであり、そして容易ではないとも思われ、さらにはこのカバーの下のフェラーリがモンツァSP1であること、そしてカバーを外せば車内に乗り込めることを(この少年らが)理解しているであろうこと、さらにはモンツァSP1に乗り込むことを目的としているであろうことなどを考慮すると、おそらくこの少年は、これらフェラーリの所有者の息子もしくは身内なのかもしれませんね。
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