| 残念な出来事ではあるが、けが人が出ていないのが幸いである |
やはりスーパーカーイベントを「無事故」のまま終わらせるのは難しいのかも
さて、イタリアではフェラーリの主催するツーリングイベント「カヴァルケード」が開催されており、今回だと125台のフェラーリがヴェネツィアからヴェローナに向けて(約1,220kmを)走る予定だと報じられています。
すでにいくつかの動画が公開されていて、デイトナSP3、296GTB/296GTS、ラフェラーリ、812コンペティツォーネ/812コンペティツォーネ アペルタ、812GTSなど多数の美しいフェラーリが走る姿がネット上を賑わせています。
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今回のカヴァルケードの参加費用は42,700ユーロ
なお、このカヴァルケードに参加するにはフェラーリの承認が必要だと言われていて(ぼくにはそのチャンスがないので正確なところは不明)、欧州からの参加だと42,700ユーロ(現在の為替レートによる邦貨換算だと75万円くらい)のフィーが必要だとも報じられていますが、他の大陸や島国から車両を輸送する場合は別途その費用が上乗せされるため「相当なコスト」になることが予想されます。
それはともかくとして、初日に(確認できる限りで)3台のフェラーリがそのカヴァルケードからの離脱を余儀なくされており、まず1台目は何らかの理由にてエンジンから発火した296GTB。※296GTBが燃えたという例はこれまでに報告されたことがないと思う
駆けつけた消防隊によって鎮火され全焼を免れたようではあるものの、再び走れるようになるまでは膨大な時間と費用が必要となりそうです。
そして2台目は同じインスタグラムの投稿に見られるイエローのSF90ストラダーレ、そして3台目はラフェラーリ(車体後部を損傷している)。
いずれも残念な事故ではありますが、幸いなのは「けが人が出ていない」と報じられていることで、体さえ健康であればクルマの方は「なんとかなる」と考えるしかなさそうですね。
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