Image:Ferrari
| 現時点では日本に来るかどうかは不明ではあるが、きっとやって来るであろう |
そして、「やって来たとしても」非常に限定されたイベントとなるはずである
さて、フェラーリF80は今後数週間にわたり「全米ツアー」に出るとのことですが、このツアーでは全米各地のフェラーリディーラーへの展示が”メイン”になると言われています。
そして今回、ニューヨークのフェラーリディーラーへの展示を前にして、フェラーリが「タイムズスクエアにて突如F80を披露し」道行く人々の話題をさらうこととなったもよう。
やはりフェラーリはどんな新型車であっても「フェラーリ」である
おそらく、多くの一般人はそこにあるクルマが「フェラーリF80である」とは(F80そのものを知らないので)認識できなかったものと思われ、とくにこのF80だと、多くの人が思い浮かべるフェラーリとしてのデザインを備えていないかもしれません。
それでも大多数の人々はこのクルマが「フェラーリである」と感じ取ったんじゃないかとも想像していて、それはやはり「赤いボディカラーに黄色いエンブレム」という万国に共通するフェラーリのアイコンのおかげなのだと思われます(見たことがないスーパーカーを目にし、そこでそのクルマがランボルギーニやマクラーレンであると直感することは難しいが、フェラーリの場合はそれが可能である)。
なお、このフェラーリF80は799台が限定にて生産され、その価格は「およそ6億円」。
ちょっと前には「20%が売れ残っている」という話が出たものの、実際には全台数が完売済みであるという報道もなされています。
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参照:luisncars(Instagram)