フェラーリのホテルイベント、Esperienza Ferrariを訪問。
今回の目玉はやはり488GTB、カリフォルニアT。
ほかにもF12、テーラーメード・プログラムで仕上げられたFF、純正パーツでカスタムされたカリフォルニアも展示されています。
ぼくはほかの用事もあり今回珍しく車ではなしに電車で訪問したのですが、そのために持って出たバッグ等を(駐車場の車の中に)置いておくことができず会場へ持参。
なおバッグはいつも使用しているニクソンの7000円程度のもの。
さらに雨が急に降り出したのでコンビニでビニール傘を購入してそれも会場に持って行く羽目になり、われながらちょっと場(リッツカールトンホテルという会場、フェラーリのイベントという)にそぐわないなあ、と思った次第です。
必要以上に気合を入れる必要はありませんが、やはりTPOというものがあり、今回はそれを外してしまった、という感じですね。
やはりこういったケースを考えるとレザーもしくはPVC引きの最近流行のトートでも持っておくと良さそうです。
ぼくは移動のほとんどを車で行い、かつバッグ類はいつも車の中に置いたままにして「手ぶらで」外を出歩くので「見栄えのいい、ある程度上品でどこにでても恥ずかしくない」バッグの必要性は感じませんでしたが、自宅からバッグを持って出てそのまま外を歩く必要がある場合は「もうちょっといいものを持った方が良いかもしれない」と感じた次第です。
それは傘も同様で、折りたたみ式であっても、ある程度のグレードのものは持っておいた方が良さそうですね。
一応腕時計だけは唯一の装飾品として(ぼくはネックレス、ピアス、リング、ブレスレットの類は一切身につけない)いいものを選ぶようにしていますが、大物のバッグがカジュアルすぎると全体の印象を損なう、とも考えています。
そんなわけで、ちょっといいバッグでも買ってみようか、と思う今日この頃。
なお今回はフェラーリのパートナー企業でもあるウブロも展示を行っていましたが、ちょっと腕時計を見せて貰う際にも、やはりある程度の腕時計をしていると安心感はあります。
こういった「いいものを身につけるとなんとなく自信が出る」のは完全に自己満足だとは思いますが、それで自信が持てるのであれば、高額なものもそれなりに役に立っているとぼくは考えるのですね。
裸一貫でも自信を持てるように自分を磨けば良い話でもありますが、ほかの人が「見た目で」判断する場もある程度存在するのも事実であり、その対策というのも整えておく必要がある、とぼくは考えています(残念ながら人は他人の中身や心の高潔さ、知識を”見る”ことはできない)。
リッツ・カールトンホテルにて開催されたEsperienza ferrari 2015にて、フェラーリ・テーラーメイド・プログラムを用いて仕上げられたフェラーリFF。
ボディカラーはパールホワイト、シートはアイボリーとネイビーのレザー、そして麻のような生地とのコンビネーション。
センターコンソールはウッドを使用しており、非常に上品な仕様。
ウッドが似合うスーパーカーというのもそうそうあるものではなく、その意味ではフェラーリというのは恐ろしく懐の広いスーパーカーだと言えますね。
ドアミラーステーはメタリックグレーですが、この部分はカスタムペイントのかどうかは不明(以前に見たFFはシルバーだった)。
現在のフェラーリのデザイン的特徴である縦長ヘッドライト、立体的なテールランプを量産モデルで最初に採用したのはFFですね。
FFが登場した時は「え?」という感じですが、見慣れるとけっこう格好良く見えます。
フェラーリにしてはかなり思い切ったモデルと言えますね。
リッツ・カールトンホテルにて開催されたEsperienza ferrari 2015にて、フェラーリF12ベルリネッタ。
非常に美しいレッドパールのボディカラーにレーシーなブラック×レッド(アルカンタラ)のシートを装備。
テールゲートにはイタリア国旗をあしらったバッジが取り付けられています。
特徴的なフロントフェンダー。
ドアノブはカーボン。
0-100キロ加速は3.1秒ですが、最新の488GTBは3.0秒であり、V12フラッグシップとしては早急なアップデートが望まれるところ。
リッツ・カールトンホテルにて開催されたEsperienza ferrari 2015にて、フェラーリ488GTB。
メタリックグレーの外装にブラウンの内装、というシックな個体。
エンジンのヘッドカバー、エンジンルーム左右のカバーはカーボン製。
日本仕様ではこれが標準となるようですね。
ランボルギーニ・ウラカンにガラスエンジンフードとカーボン製エンジンベイを装着した場合の価格とフェラーリ488GTBの価格は非常に近くなり、両者とも装備を同等にすると非常に似通った価格になるのが面白いですね(フェラーリは7年間基本メンテが無料なのは大きい)。
サイドステップ、フロントリップ、リアディフューザー等はカーボン製(オプション)。
リアフードは透明の部分が多く、諸事情で黒い部分が増えてしまったウラカンに乗る身としては羨ましいですね。
形状は従来と同様ながらも、中心がブラックとなり格好良くなったテールランプ。
内側が見えないのも良いですね。
リアブレーキキャリパー。
他のフェラーリのどのモデルとも異なる形状で、もしかするとパーキングブレーキが内蔵されているのかもしれません(ガヤルド、ウラカンの場合はパーキングブレーキ用の小型キャリパーがメインのブレーキキャリパーとは別に付いている)。
ホイールのセンターキャップはカーボンですね。
488GTBの特徴とも言える、ウイング形状のドアハンドルとサイドエアインテーク。
リアのメッシュグリルがなくなりましたが、それがずいぶん近代的な印象を演出しているように思います。