| クーペ同様のアクティブエアロを装備 |
ランボルギーニが予告通り、「ウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダー」を発表。
これは文字通りウラカン・ペルフォルマンテのオープントップ版ですが、クーペモデルと同じくアクティブエアロシステムであるALA=Aerodinamica Lamborghini Attivaを装備。
なおソフトトップは17秒で開閉が可能、とのこと。
中国ではその価格7100万円
エンジンもクーペバージョンと同じく自然吸気5.2リッターV10、出力は640馬力。
通常の「ウラカン・スパイダー」の出力は610馬力なので+30馬力ということになりますが、逆にウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダーの重量は通常版ウラカン・スパイダーに比較してマイナス35キロ。
その結果0-100キロ加速は3.4秒から3.1秒へと短縮されていますが、これはウラカン・ペルフォルマンテ・クーペの0.2秒遅れ。
ウラカン・ペルフォルマンテ・クーペ同様にトランスミッション(デュアルクラッチ)が再キャリブレーションで変速スピードが速くなり、アンチロールバーも強化され、パワーステアリング/トラクションコントロール/4WDシステムも再調整済み。
ドライブモード(ANIMA)はこれまでと同じくストラーダ、スポーツ、コルサの3種。
価格は欧州にて219,585ユーロ(邦貨換算2872万円)、イギリスでは195,078ポンド(同2862万円)、アメリカでは308,859ドル(同3271万円)、中国では4,237,777元(同7100万円!)、日本では35,613,532円、と発表されています。
なおイメージカラーはブルー。
これまでウラカンやアヴェンタドールに設定されていたブルーとは異なる、赤みの強い「コバルトブルー」っぽい色ですね。
ホイールやイタリアントリコローレの配置など、カラーリングはクーペ版ペルフォルマンテと同じ。
ガヤルド時代ではハイパフォーマンス版の「スーパーレッジェーラ」、そのオープンモデルの「ペルフォルマンテ」とでは(バンパー先端など)カラーリングがやや異なりましたが、今回は名称も統一されたこともあってか「カラーリングも統一」されたようですね。
こちらはホワイト。
ブルーとはまた異なる印象があります。
こちらの画像ではAピラーがボディカラー同色(上の画像ではブラック)。
インテリアにはアルカンターラが使用され、ぐっとスパルタンな雰囲気に。
大理石のように見えるのはランボルギーニが特許を持つカーボンファイバー複合素材「フォージド・コンポジット」で、エアコン吹き出し口やセンターコンソール、パドル、メーターフードなどに使用されています。
シートはカーボン製のシェルを持つ軽量なバケットシートが(クーペ同様に)採用され、スパルタンな雰囲気に。
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ランボルギーニがウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダーの予告を開始。
具体的に「スパイダー」だとは示していないものの、「ウラカン・ペルフォルマンテの新たなる次元」としていること、度々プロトタイプが目撃されていることを考えるに、やはり「ウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダー」と考えるのが妥当かもしれません。
ほぼ偽装なしのランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ「スパイダー」の姿が目撃に
名称はおそらく「ペルフォルマンテ・スパイダー」
現在のところ車両の詳細は不明ですが、おそらくはウラカン・ペルフォルマンテ(クーペ)の5.2リッターV10/640馬力を継続すると思われ、当然「ペルフォルマンテ=パフォーマンス」の由来となるアクティブエアロも装備すると思われます。
この「アクティブエアロ」についてはフロントに二箇所、リアウイングの付け根に二箇所ありますが、「スパイダー」の場合はリアデッキの構造について、幌を格納するという性質上、クーペとはやや相違があり、若干の変更があるのかもしれません(ただしそれは予め想定できることで、当然問題は解決済みというか、ペルフォルマンテ・クーペ設計時から想定していると思われる)。
名称についてもおそらく「ペルフォルマンテ」を継続すると思われますが、ガヤルド時代はハイパフォーマンスモデルが「スーパーレッジェーラ」、そのオープンモデルが「ペルフォルマンテ」となっており、同じパフォーマンスでもボディ形状の違いで名称そのものを分けていたことも。
なお、昨年末にすでにメディア向け試乗会も開催されているようで、それぞれのメディアによるサーキット走行タイムも出ているため、情報「解禁後」には各メディアとも一斉に動画レビューを公開するものと思われます。
ランボルギーニについては、ここ最近「アヴェンタドールの過激モデル(SVの後継?)」のテスト風景が目撃されているものの、そちらについてはランボルギーニは何も語っておらず、発表は秋のパリ・モーターショーまでずれ込むのかもしれませんね。