| 未来のランボルギーニはキャブフォワードに? |
レンダリングアーティスト、Gaspare Conticelli氏がコンセプトカー「ランボルギーニSV-719」を公開。
テルツォ・ミッレニオのようなキャブフォワード・スタイルを採用し、フロントの二分割されたエアインテークから取り入れたエアはボディサイドを抜ける構造を持っています(これはアストンマーティン・ヴァルキリー以後、一般化しそう)。
フロントウインドウからサイドウインドウにかけては「ラップアラウンド」形状を採用していることも特徴です。
エレクトリック時代に突入すれば、根本からそのデザインが変わってゆく可能性も
このランボルギーニSV-719コンセプトについて、パワートレーンやスペックについての公開はなく、ただし車体後部にエキゾーストパイプが見られないことから「EV」の可能性が大きそう。
なお、将来的にランボルギーニもEVとなることを考えると、車体後部にランボルギーニが得意とする「大排気量エンジン」を積む必要がなくなるため、そのデザインは大きく変化することになるのかもしれません。
このレンダリングは「2シーター」のように見えますが、エンジンが「モーター」にダウンサイジングされれば、これまで難しかった「4シーター化」ができるようになったり、とスーパースポーツのパッケージングも大きく変わることになりそうですね。
この「ランボルギーニSV-719」の車体後部は非常に独特で、「X」状のリアカウルを持っています。
これは「ムルシエラゴLP670-4」以降のランボルギーニV12モデルに採用される、ヘキサゴン(六角形)をモチーフにしたルーバーを新解釈したものなのかもしれません。
テールランプは横一直線で、その両端は最近のアウディのように「ストロボ」デザインを持っています。
そして、エアロダイナミクスを重視しているだけあって、リアディフューザーもかなり大型に設定されていますね。
ほかにもある、ランボルギーニの「未来形」レンダリング
ランボルギーニは「わかりやすい」デザイン言語を持ち、過去にもアイコニックなクルマ(カウンタックやミウラ)を発売していたという関係上、アーティストからモチーフとして取り上げられることが多いメーカー。
ここでその一部を紹介します。