
| リアにはブガッティ・ボライドのような「X形状」エアロを装着 |
ガヤルドの中古は比較的安価に購入でき「改造しやすい」環境にある
さて、アメリカはロサンゼルスにて開催されたSEMAショー。
ここでは様々なカスタムカー、チューンドカーが展示されていますが、その中でストリート・エアロ社が製作したランボルギーニ・ガヤルドがスゴすぎると話題に。
このガヤルドについて、何から何までもが改造の対象となっていて、どこから説明していいのかわからないほどではあるものの、最大のトピックはトヨタ製の(80スープラ等に積まれる)2JZエンジンを搭載していることかと思います。
出力はなんと1,000馬力オーバー
この2JZエンジンは競技用など「過酷な環境やチューニング」に耐えうることで知られ、よって今でも大変人気の高いユニットでもありますね(そのぶんノウハウやチューニングパーツも豊富であり、チューナーにとっては便利なエンジンでもある)。
そしてこのガヤルドでは、2JZにシングルタービン(リアのエンジンベイからひょっこり顔を出している)を組み合わせており、その出力はなんと1,000馬力オーバー。
さらにはチタン製のカスタムエキゾーストシステムなどを組み合わせており、とにかくコストがかかっているカスタムカーということになりそうですね。

そしてエンジン以外の見どころしては「その外観」。
レンダリングの世界から抜け出てきたかのような「現実離れした」姿を持っていて、すべてのボディパーツはこの車両のために特別にデザインされたもの。
フロントバンパーやフロントフード、フロントフェンダーはまるごと置き換えられ、ヘッドライトも取り外された上でカバーが装着されています。

ピラー、ルーフ、ドアミラーはかろうじて「ノーマルのまま」ですが、ドアパネルは大きくカットされ、リアフェンダーに至っては「ほぼ残っていない」状態。
なお、エンジンや補機類を収めるためかサスペンション形状が変更されて「プッシュロッド」となっているほか、リアディフューザーやリアウイングも大型化。
おそらくホイールは「ワンオフ」だと思われます。

実際のパフォーマンスについては全く述べられていないものの、「直線に関しては」そうとうに速いだろうということが推測でき、エンジンがV10から直6へと変更されたことで車両の前後重量バランスも改善しているのかもしれません(それによってパフォーマンス向上が期待できるのかも)。
なお、ランボルギーニ・ガヤルドは2003年に発表されていますが、まだまだパフォーマンスとしては現役に近く、しかし中古価格がこなれてきている(とくに前期モデル)こともあり、チューナーにとっては「積極的にベース車として選びたい」クルマのひとつなのだと思われます。
インスタグラム上でのこのガヤルドの投稿はこちら
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
合わせて読みたい、ランボルギーニのカスタム関連投稿
参照:yeagerbomb142