| 見れば見るほど魅力的なクルマに思えてきた |
さて、先日発表され大きな衝撃を与えたマセラティのスーパーカー、MC20。
発表から数日も経たないうちにカーコンフィギュレーターが公開されており、内外装について様々な仕様を試すことが可能となっています(試乗受付もできる。日本は未対応のようだ)。
ここでその内容を見てみましょう。
マセラティMC20のボディカラーは6種類
まず、標準にて用意されるボディカラーは6色。
いずれも明るくはっきりした色ばかりで、メタリックグレーやグレーとブルーとの中間のようなトーン、ゴールド系といった他のスーパーカーメーカーが好んで取り揃えるカラーに集中していないのが印象的です。
まずはBianco Audace。
Nero Enigma。
Rosso Vincente。
Giallo Genio。
Blu Infinito。
Grigio Mistero。
ランボルギーニやフェラーリ、アストンマーティンに比較すると選択肢が少ない状態ですが、時間とともに選択肢が増えてゆくのだと思われます。
ホイールは鋳造と鍛造がひとつづつ(どちらも20インチ)、そしてフィニッシュはそれぞれ切削加工とブラック仕上げとの2種類が用意されて合計4種類。
オフィシャルフォトにて公開されたホイール(バードケージデザイン)は「鋳造」のようですね。
こちらは鍛造の「コルサデザイン」ですが、やはりマセラティらしく「3」がモチーフとなっています。
ブレーキキャリパーはブラック(ホワイトロゴとレッドロゴとがある)、レッド、ブルー、イエロー、グレー、シルバーの6色7パターン。
グラントゥーリズモで用意されていた「アノダイズド(アルマイト)」は今のところラインアップされていないようです。
マセラティMC20のインテリアにはこんな選択肢がある
インテリアはブラックやベージュ、ブルーが用意され、そのパターンにもいくつかのバリエーションが存在。
アルカンターラ上にグラフィックをプリントした先進的な仕様、そしてクラシカルなフルレザー仕様が用意されています。
マセラティMC20にはこんなオプションが存在する
オプションに目を移すと、大きなところではエクステリアカーボンパッケージ、インテリアカーボンパッケージが用意されており、エクステリアカーボンパッケージだとフロントスプリッターやリアディフューザー、フード、ドアシル等がカーボンとなり、テールパイプもブラックフィニッシュへと変更されて精悍なルックスを演出してくれそう。
インテリアカーボンパッケージではクラスターキャップやパドルシフト等がカーボン製に変更されるようですね(コンフィギュレーター上では選択できないので、すでに標準装備されているのかもしれない)。
そのほかのオプションではヘッドレストへのトライデントロゴ刺繍、シートヒーター、カーボン製シートバック、デュアルキャストブレーキシステム、ブラインドスポットモニター、セキュリティシステム、電子制御デフ、スポーツサスペンション(リフター付き)、カーボンファイバースポイラー、ブラックルーフ、カーボンファイバースポイラー、カーボンファイバーフードといったところがラインアップ。※カーボン製エンジンフードは標準装備
見た感じでは「デュアルキャストブレーキシステム」について、標準装備のカーボンセラミックディスクから「スチールローター」へと戻す”逆オプション”のようで、サーキット走行をメインに考える人への配慮なのかもしれません。
ボクの考えた理想的なマセラティM20はこんな感じ
そしてこちらが、ぼくの考えた理想的なMC20。
ボディカラーはジアッロ・ジェニオ+ブラックルーフ、ブレーキキャリパーはブルー、ホイールはコルサデザイン(ブラック)、インテリアカラーはブラックとブルーのコンビ、そしてオプションとしてはカーボンパッケージ装着。
インテリアには「ブルー」を選んでいますが、これは「やっぱりマセラティといえばブルーをどこかに入れておかないと」という判断から。
参照:Maserati