| ここ最近、マセラティはファッションブランドとのコラボが相次いでいる |
それにしてもまさか藤原ヒロシとのコラボレーションを行なうとは思わなかった
さて、マセラティが日本のポップカルチャーそしてファッションシーンのリーダーとも言える、藤原ヒロシ率いる”フラグメントデザイン(Fragment Design)”とのコラボモデルを発表。
ベースとなるモデルはギブリ、そして限定台数は175台だとされますが、日本だと40台限定、価格は1425万円に設定されています。
なお、マセラティはつい先日も中国のファッションブランドとのコラボモデルを発表したところであり、立て続けにストリートカルチャーを意識したモデルを登場させたということになりますね。
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その名はMaserati Meets Fragment(マセラティ・ミーツ・フラグメント)
今回発表された特別仕様のギブリについて、「マセラティ・ミーツ・フラグメント」と命名されており、カラーバリエーションは「オペラネラ(ブラック)」と「オペラビアンカ(ホワイト)」の2パターン。
特別仕様の内容としては専用カラー(マット仕上げ)のホイールに専用グリル、フロントフェンダーには専用ロゴ、そしてCピラーにはフラグメントのバッジが装着されています。
なお、このマセラティ・ギブリ・ミーツ・フラグメントを製作したのはマセラティにてパーソナリゼーションを手掛ける「フオリセリエ」ですが、これはポルシェでいう「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」、ランボルギーニの「アドペルソナム」のように特別仕様車やカスタムオーダー社を作る部門。
フロントグリルにはマセラティのフォントにて「フラグメント」。
パワートレーンについてはとくにアナウンスされておらず、おそらくは標準モデルと同じだと考えて良さそう。
ブレーキキャリパーやテールパイプもブラックに彩られ、精悍な印象を持つ特別仕様車だと思います。
マセラティ・ミーツ・フラグメントのインテリアはこうなっている
そしてこちらはマセラティ・ミーツ・フラグメントのインテリア。
外装同様にブラックでまとめられますが、ステッチに「シルバー」を用いています。
シートバックはアルカンターラ、そしてマセラティとフラグメントとのダブルネーム刺繍。
シートベルトには「ブルー」を採用しています。
藤原ヒロシはこんな人
そこで藤原ヒロシですが、若かりし頃はDJとして活躍しており、日本にスクラッチ、そして(デフ・ジャムなど)ヒップホップを紹介した最初の一人。
高木完とともにヒップホップバンド「タイニー・パンクス(レコード持ってた)」を組んでいたこともありますが、一般にはヘッドポーターなどファッション面での認知度のほうが高いものと思われます(NIGOらとともに裏原系ファッションを牽引した中心人物でもある)。
これまでにはルイ・ヴィトン(ぼくもTシャツとシューズを購入した)やモンクレールとのコラボレーションを行ったことでも知られ、最近だとタグ・ホイヤーとのコラボモデルを発売するなど、今なお日本のファッションシーンにおいて絶大な影響力を持つカリスマの一人でもありますね。
詳細は公開されていないものの、オフィシャルフォトにはマセラティとフラグメントのロゴが入るパーカー、キャップ、Tシャツなどが写っており、おそらくこれらはフラグメントから発売されるのかもしれません。
参照:Maserati