日本からパガーニ・ウアイラ「パケット・テンペスタ」の売り物が登場！シルバーにクリアカーボンというシンプルかつ美しいコンビネーション

｜　パガーニ・ウアイラの売り物はなかなか出てこない　｜

しかも希少かつ人気の高いパケット・テンペスタ装着

さて、すでに生産が終了し、100台のみが生産されたパガーニ・ウアイラ・クーペ。

今回はそのウアイラ・クーペの一台が日本から売りに出されており、しかし残念ながら買い手がつかなかったもよう。

そこでこのウアイラ・クーペの詳細を見てみたいと思いますが、年式は2011、そして2016年にはサーキット志向のオプション「パケット・テンペスタ」が装着され、現在のオーナーがこの5年間所有している車両である、と紹介されています。

ボディカラーは美しいメタリックシルバー

このウアイラ・クーペは珍しい、そして美しいメタリックシルバーにペイントされており、カーボンファイバーとのコントラストが美しい一台。

アグレッシブなフロントスプリッター、リアディフューザー、フロント20インチ/リア21インチの鍛造軽量（航空機グレード）アルミホイール、4ウェイ調整式オーリンズ製ショックアブソーバー、ハンドメイドによるチタン製エキゾースト等を含むオプションパッケージ「パケット・テンペスタ」が装着されています（オプション価格は16万ユーロなので、日本円だと約2000万円）。

チタン製のテールパイプには美しい焼け色。

このパケット・テンペスタは軽量化とともにシャシー下のエアフローを最適化しダウンフォースを強化しますが、レーシングカーコンストラクターのダラーラとともに開発されており、この車両への取付を担当したのはSPSオートモーティブパフォーマンス社、とのこと。

エンジンはメルセデスAMG製V12ツインターボ（730bhp）、トランスミッションはパドルシフト付き7速オートマティック（エクストラック製）。

現在の走行距離はわずか3,532kmにとどまり、直近の書類上の整備は2019年1月の2,790km時点にて行われ、こちらもやはりSPSオートモーティブパフォーマンス社によるもの（香港から日本までスタッフを派遣して実施されている）で、その際にはエンジンオイルとフィルターの交換、エアフィルターの点検と清掃、電子診断のフルチェックが実施されている、と紹介されています。

フロントエンドにごく小さな飛び石キズがあるものの、塗装はオリジナルの状態を保っていると記されており、機能上そして電気的な問題はないといい、コンディションとしては「非常に優れる」個体ということになりそうですね。

このパガーニ・ウアイラのインテリアはこうなっている

そしてこちらはこのパガーニ・ウアイラのインテリア。

シルバーのボディカラーとよく似合うブラックレザーが用いられています。

フロントガラス周囲、ダッシュボードパネル、ドアパネル、シートバック、トランスミッショントンネル、ステアリングホイールトリムなどにはカーボンファイバーが使用されており、スパルタンな印象を受けますね。

クラシカルそして優雅なパガーニ・ウアイラならではのメーター。

まさに「エキゾチック」という表現がぴったりなクルマだと思います。

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参照：Collecting Cars