| パガーニのオーナーは「問題ない」と判断したのかもしれないが、さすがにこの状況は見ているこちらがハラハラする |
この後、なんら後遺症が残っていないことを願うばかりである
アラブ首長国連邦(UAE)とオマーンが大規模な豪雨に襲われたと報告されており、報道によればその降水量は「24時間で、1年間平均して降る雨の約2倍」とのことで、これはなんと過去75年で最大なのだそう(中東は雨が降らないというイメージがあるが、ときどき豪雨に見舞われ、フェラーリ・モンツァSP1/SP2発表イベントの際にも折悪しく大雨が降っている)。
そしてもちろん、この降水量は想定外でもあり、現地では多大なる被害と混乱が生じているわけですが、ソーシャルメディア上では現地で立ち往生するスーパーカーやハイパーカーの画像や動画が拡散されています。
なんとパガーニ・ユートピアが冠水した道路に自ら進入
そして今回大きな話題を呼んでいるのが果敢にも冠水した道路へと進入するパガーニ・ユートピア。
この動画はインスタグラムにアップされているのですが、まずは冠水を目の前にいったん停止し、進むかどうかをためらうユートピアの姿を見ることができます(どうしようかという迷いが画面越しにも伝わってくる)。
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そしてユートピアのオーナーは意を決して水の中へと突っ込むことを選択し・・・
なんとザブザブと水の中を突き進むことに。
交通量は多くなく、後退もしくは路肩に停止させて水が引くのを待つといった選択肢もあったかとは思いますが、なんとも勇敢なオーナーだと思います(ぼくだったら絶対に突っ込めない)。
そしてなんとか水たまりの中を走り抜け、無事に水のない路上へ。
もしパガーニ・ユートピアを水没させてしまったら、その(メルセデスAMG製の)6リッターV12エンジンに損害が及ぶことは間違いなく、修復には新車購入以上のコスト、そして何年という期間を要することが用意に予想でき、しかしこのオーナーはそういったリスクを考慮し、それを許容できると考えて前進を選んだのかもしれません(世の中には、そういったことを吸収できる人物が実際に多数存在する)。
パガーニ・ユートピアが冠水した道路に突っ込む動画はこちら
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