| シビック・タイプRにも欧州で人気の高い「グレー」が登場 |
ホンダUSAが、が先日発表したシビック・ハッチバック/セダン/クーペのマイナーチェンジ版の発表に続いて「シビック・タイプR」のマイナーチェンジモデルを発表。
アメリカでの価格は36,595ドルとなっており、これはマイナーチェンジ前に比べると1,000ドルアップという設定です。
変更内容としては画像の「ソニックグレーパール」の追加、インテリアだとオーディオシステム(物理スイッチが備わった)とインフォテイメントシステムのアップグレードがアナウンスされています。※日本ではシビック・タイプRはもちろん、シビック・セダン/ハッチバックのマイナーチェンジ、価格も未発表
なお、この「グレー」は最近欧州では人気が高まっており、アウディやシトロエンほか、同様のカラーを採用するメーカーも増えていますね(まだメルセデス・ベンツ、BMWは参入していない)。
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2019年モデルのシビック・タイプRでは基本的な性能は変わらず
2019年モデルのシビック・タイプRに使用されるエンジンは、これまでと同じく2リッター4気筒ターボで出力は310馬力、トランスミッションも6速マニュアルを継続。
外観においてはシビッククーペ、シビックセダンだと横方向の幅広さを強調した新デザインのバンパーが採用され、NSX同様にウインググリルがブラック化されているものの、もともとシビック・タイプRではウインググリルがブラックでもあり、かつバンパーのデザインもマイナーチェンジによる変更は無いようですね。
シビック・クーペ/セダン/ハッチバックの発売は(欧米では)2015年なのですでに発売から3年が経過しており(日本市場への導入は最近なので、マイナーチェンジのタイミングという印象はありませんが)、しかしシビック・タイプRの発売は2017年と新しく、よって「改良する部分がそもそも無い」のかもしれません。
こちらが左下に「ツマミ」が装備された新型オーディオシステム。
現在多くのメーカーが物理スイッチを廃止して「タッチパネル」での操作へと移行しているものの、ホンダ・シビックはそれに「逆行」した珍しい例。
たしかにボリュームは「ツマミ」のほうが簡単かつスピーディーに調整はできますね。
シビック・タイプRはそれでも何らかのバリエーション追加?
今回大きな変更がなかったホンダ・シビック・タイプRですが、ここ最近何度か「仕様の異なる」プロトタイプが走行中。
前後バンパー形状が異なっていたり、リアウイングが小さな車両が目撃されていますが、発売3年後、つまり2020年辺りにマイナーチェンジが施され、性能や機能のバージョンアップが図られるのかもしれません。
VIA:Honda