| ホンダUKはなぜかシビック・タイプRのピックアップトラックを実際に作ったことがある |
ホンダは以前に、現行(FK8)シビック・タイプRのリアセクションをカットしてピックアップトラックを製作したことがありますが、なんとその実車が一般人によって目撃されています。
このシビック・タイプRはピックアップトラック化されるにあたって2シーター/2ドアへ。
さらにロールバーにLEDライトバーが装着され、ヘビーデューティーな雰囲気を持つ半面、特徴的なリアウイングも残されるというユニークな外観を持っています。
昨年のシビック・タイプR”ピックアップトラック”公開時は画像のみ
このシビック・タイプRは2018年5月に製作されたもので、ホンダ自身がシビック・タイプRのプロトタイプを使用して「プロジェクトP」と銘打ち完成させたもの。
その意図は不明ではあるものの、当時ホンダは「ニュルブルクリンク最速のピックアップトラックを目指す」とも述べています(これは単なる冗談で、実際にニュルブルクリンクへアタックする予定はなかったのだと思う。その意味がないから)。
今回、このシビック・タイプR”ピックアップトラック”は駐車場にて一般人により目撃され、画像掲示板Redditへと投稿されたということになりますが、ナンバープレートは「Type R(公道走行用ではない)」、そして周囲にはバナーフラッグが見えるので、なんらかのイベント会場の一場面のようですね。
なお、ホンダ自身はこの車両につき、0-100キロ加速6秒程度、最高速度は265km/hだと(以前に)アナウンス。
昨年の発表時はスタジオフォトのみで一般公開はなく、もちろんニュルブルクリンクでも走行していないので、これまで公の場に姿を現したことがないということになり、つまりは相当な「レアアイテム」ということですね。
レンダリングにおいては「スポーツカーをピックアップトラックに」というのはよく見るものの、実際にスポーツカーをトラックに改造した例は少なく、記憶にあるのはほかにBMW M3のピックアップトラック(これはBMWのM部門が、自社敷地内でのパーツ輸送用に自ら製作)。
そのほかだと、マツダ・ロードスターをピックアップトラックに改造してしまった個人ユーザーもいましたね。
VIA:Reddit