
| インスピレーションに従いデザインを具現化するほうが「より魅力的な」作品に仕上がることも |
ただし「製品化」を考慮した場合は全く別の話である
さて、デザイナーであるZhe Huang氏がわずか3日で作り上げたというレンダリング作品「サイバーマツダ(Cyber Mazda)」。
「サイバー」の名が示すとおり近未来的なスタイリングを持っており、その印象は「マツダ」というよりもルノーやヒョンデ、あるいはクプラにも近いように感じますが、それでもこの「2ドアシューティングブレーク」はなかなかに魅力的な作品だと思います。
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「サイバーマツダ」はこんなクルマ
そこでこの「サイバーマツダ」を見てみると、コンパクトな2ドアスタイルのボディに大きなタイヤ、コンパクトなキャビンを併せ持っており、シャープな曲線にて構成されています。
そしてドアはケーニグセグが採用するラプタードア(正確にはディへドラル・シンクロ・ヘリックス・アクチュエーションドア)」の反対方向版といった印象ですが、グラスルーフにテールランプ、リアウインドウなど独特の雰囲気を備えるもよう。
そして驚くべきは、このプロジェクトが「3日で世に送り出された」ということですが、短期間でデザインされた割には完成度が高く、しかしデザインというのは「時間をかけたからといって」良いものができるわけではなく、あるいはインスピレーションを重視し、ひらめいたアイデアをそのまま形にしてしまったほうが「いいもの」ができるのかもしれませんね。
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参照:Zhe Huang(Behance)