フランクフルトモーターショーが終わったと思ったら、今度はデトロイト・モーターショーのウワサ。
今回インフィニティが「エレクトリック・スーパースポーツ」を展示すると言われており、Autocarによると、これは2012年に発表されたハイブリッド・コンセプトカー「Emerg-E」の発展版、とのこと。
なおインフィニティは過去に発表したコンセプトカーについて「デザインギャラリー」を公開しており、この中に「Emerg-E(エマージ)」も紹介されています。
デザイン部門のボス、アルフォンサ・アルバイサ氏によると、このエレクトリックモデルの外観は「既存ラインナップのどのモデルとも異なる」としており、そしてプラットフォームも日産リーフのような現行EVともシェアしない、とのこと。
要は「全くの新設計」となることを意味しますが、実際に市販するのであればインフィニティが単独でこれを行うには規模が足りないと思われ、つまるところ新プラットフォーム採用となると日産やルノー、三菱からも同様の「EVスポーツ」が登場する可能性も示唆しています。
なお日産はルノー・ニッサン・ミツビシとして「アライアンス2022」を先日公開しており、これは中期目標にあたりますが、この中では「新規EVを12モデル追加」とも述べており、今回インフィニティの計画している「スポーツEV」もここに含まれるのかもしれません。
実際にインフィニティは2012年に日産リーフをベースにした「LEコンセプト」を発表しており、グループ内資産の活用ということも十分に考えられそうです。
インフィニティの謎コンセプト「プロトタイプ9」の美しい画像。メーターはステアリングホイール内に