| これまでのインフィニティとは大きく異るデザイン |
インフィニティが新型コンセプトカー「Qインスピレーション」を公開。
これはデトロイト・モーターショーにて展示を行う予定で、今後のインフィニティにおけるデザインの方向性を示す車だとされています。
ボディ形状は4ドアクーペ、「フラッグシップセダン」に位置するようですね。
インフィニティが方向性変更?「新しいデザイン言語を持つ第一弾」コンセプトカーのティーザー画像を公開
これからはクリーン&シンプル?
一見してポルシエ・ミッションEのようなクリーンさを持ち、薄く長いテールランプもやはり現在の流行。
加えてコンセプトカーらしく、ドアミラーの代わりにカメラを採用していますね。
現時点でパワートレーンは不明ですが、未来的なルックスからするにプラグインハイブリッドもしくはEVであると思われ、ワールドプレミアに前後して行われるであろう情報公開を待ちたいところ。
なおインフィニティはこれまで幾つかコンセプトカーを公開しているものの、これまでにボディカラーに「ホワイト」を採用したのは2011年の「ETHEREAコンセプト」以来。
それからはずっとメタリックグレーやダーク系メタリックをボディカラーに採用しており、それはおそらくインフィニティ特有の、抑揚のあるボディラインを強調するためだと考えられます。
ただし今回の「Qインスピレーション」についてはこれまでのインフィニティとは大きくデザインの方向性を変えており、張りのある面と直線を使用するなど、思い切った方向転換も見られますね。
なおインフィニティはルノー日産アライアンスの一員ですが、「日産とは独立した展開を行う」ことを目的に本社を香港へ置くなど物理的にも「日産とは距離を置いた」会社。
しかしながら日産が2017年の東京モーターショーにて公開したIMxコンセプトもやはり、今回のQインスピレーションと同じく「ホワイト」をボディカラーに持っており、グループ通じてなんらかの統一イメージを出してゆこうという方向があるのかもしれませんね。