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| 単なるランキングだけじゃない |
ソニー損保が「人気乗用車販売台数ランキング」を公開。
これは動的インフォグラフィックを使用したもので、様々な比較や過去の情報を見ることが可能に。
たとえば下の画像は2017年のものですが、プリウスがナンバーワンであるのは既報の通り。
2017年通じての国内自動車販売台数ランキング。もしかすると日産ノートが首位を取っていた可能性も
プリウスの強さは圧倒的
この統計は1988年分から公開されていて、たとえば2010年の販売状況を見ようと思えば「2010」のタブをクリックするだけでOK。これを見ると完全に「2010年はプリウス一強」。
1988年はこうだった!
車種の少なさも特筆に値しますが、「カローラ」「マークⅡ」「クラウン」「カリーナ」「サニー」「コロナ」「ブルーバード」といった感じで「現在の不人気車種」もしくは「廃番モデル」となったセダンがズラリ(例外はカローラですが、そのカローラもワゴンのお陰で現在ランキング上位にいられるのだと思われる)。
なお、車種どうしの比較も可能。
各メーカー各モデルのデータが収録されており、たとえばトヨタがいかにホンダを食ったか?も見ることができます。
これはホンダ・ステップワゴンとトヨタ・ヴォクシー。
同じような感じでフィットとヴィッツ、ストリームとウィッシュ、ヴェゼルとC-HRなどを比較しても興味深いデータを見ることができます。
セダンはもう完全に時代遅れ
同じトヨタの「アクア」と「クラウン」。
かつての上位ランカー、クラウンのピーク時といえどもアクアの数量には到底及ばず。
「アクア」と「マークⅡ」。
これを見ると人気があった頃のマークⅡは相当に売れていたこともわかります。
加えてセダンそのものがオワコンになっていることもわかり、ここへ固執するのはメーカーとして危険ということもわかりますね。
そしてこちらは2017年に「首位奪還の可能性があった」ノート、そして王者のプリウス。
意外やノートのほうが売れていた時期があるようですね(登場時期もよく似ている)。
なお、「軽自動車板」である人気軽自動車販売台数ランキングもあわせて公開中。
かつては猛威を奮ったワゴンRを追うダイハツ・ムーヴ、そして現在の両者の状況を見るに、「継続は力なり」の重要性も理解できるところです。