| GT-R、スープラ人気は理解できるが、軽自動車やマイナー車まで |
米人気ユーチューバーであるタバリッシュ氏が、フロリダにある「日本車の宝庫」を動画にて紹介し、ちょっとした話題に。
この宝庫とはアメリカにて日本車(JDM)の輸入販売を手掛けているプレンティス・パフォーマンス・インポーツの倉庫で、ホンダNSX-Rや日産スカイラインGT-Rといったクルマで埋め尽くされており、まさに圧巻といった感じです。
なお、日本車の価格高騰については多くの人がビジネスとして着目していて、先日も「違法に得たお金で」今後値上がりしそうな日本車をストックしていた犯罪者」が逮捕されて話題となりましたね。
さらには盗難車だと思われる日本車を輸入して販売するショップも登場し、アメリカではちょっとした「日本車ブーム」といたっところなのかもしれませんが、それだけ日本車はお金になる(違法行為に手を染めてでも手を出したい)というのが実情だと思われます。
25年ルール対象車には熱視線
なお、アメリカには「25年ルール」なる規制があり、これはアメリカで新車販売されなかったクルマ(形式にて判断)は、その新車発売から25年間は原則輸入できない、という内容。
一定の基準をクリアすれば輸入が可能ではあるものの、その中にはクラッシュテストも含まれていると報じられ、つまりは「そこまで輸入していては割に合わず、よって25年経過するのを待って輸入する」のが一般的です。
プレンティス・パフォーマンス・インポーツはこんなクルマをストックしている
そして今回のプレンティス・パフォーマンス・インポーツですが、動画を見るとそうとうに幅広いクルマを取り扱っており、その内容は軽自動車からNSX-Rまで。
こちらはアリタリアカラーのオートザムAZ-1、そして隣はスズキ・カプチーノ。
さらにはホンダ・ビートの姿も見えます。
スバル・アルシオーネSVX。
これは現在日本でも価格が上昇中の要注目車です。
ギャランVR-4。
そのほかGTOも輸入済み(北米だと3000GTの名で販売されており、日本仕様の”GTO”はレアカー扱い)。
痛車も見られますが、中にはこの動画を見て「あっ、オレ乗ってたヤツ・・・」という人がいるかもしれません。
日産パオやフィガロなど、一連のパイクカーも。
なお、日産フィガロはアメリカでも相当な人気がある、と報じられています。
ホンダNSX。
NSX発売当初は、逆輸入された左ハンドルの「アキュラNSX」に乗るのがステータスだとされた次期もありましたが、まさか時が流れ、米国において「右ハンドルのNSXに乗るのがステータス」という時代が来ようとは・・・。
もちろんトヨタ(80)スープラ、日産スカイライン(R32/R33)GT-R、マツダ(アンフィニ)RX-7といった定番も大量にストック。
求めるのは「日本らしさ」
なお、日本っぽい「装備」も人気だと報じられ、もちろんアメリカでは(マップデータがないので)使用できないものの、後付のカーナビやオーディオも珍しがられ、そしてありがたがられるようですね。
こちらもAVシステム満載の一台。
参照:Tavarish