奇しくも新型NSX発表の同日に日産が「GT-Rニスモ(1870万200円)」を発表。
同時に標準GT-RにNISMO仕様の足回り、ボディ強化を組み合わせた「Track edition engineered by nismo(1369万9800円)」も発売しています(いつもこういった金額を見て思うのですが、GT-Rニスモの”200円”は切り捨てられないものか)。
(日産によるGT-Rニスモオフィシャルサイトはこちら)
スペックは強力でV6ツインターボエンジンは600馬力を発生。
エンジンはNISOM専用となり、これは標準GT-Rも同様だと思いますが専用クリーンルームで組み立てられた上で「匠」の名が刻まれたプレートが付与されます。
専用装備としてはカーボンファイバー製のフロントバンパー、専用デザインのカナード、ダーククローム仕上げのVモーショングリル、強化エンジンフード(超高速域での変形を防ぐ)等。
いずれも冷却性能の向上やダウンフォースの強化を考慮されている、とのこと。
もちろん足回りもGT-Rニスモ専用となり、電子制御式のBilstein DampTronic」はNISMOによるチューニング済み。
内装においてはダッシュボード上部がGT-Rニスモ専用デザインになりステアリングホイールなどにアルカンタラを仕様。
シートはレカロ製のカーボンバックを持つ軽量タイプです。
なおボディカラーとしてNISMO専用色、ダークマットグレー(取り扱いには注意と記載されている)が設定されているのがトピック。
GT-Rの2017年モデルについては受注が好調であり、発売後一ヶ月で年間目標の800台を超える858台の受注があったとのこと。
これはフェラーリの日本における年間販売台数と同じくらい、そしてランボルギーニの年間販売打数の倍程度の数字で、モデル末期の車としてはかなり売れていると言って良さそうですね。