★1000馬力を発生する6.2リッタースーパーチャージャーつきエンジン搭載のプリウスが登場★
SEMAショーにて展示された、1000馬力のプリウスが話題に。
これは「”スリーパー(羊の皮をかぶった狼的な意味)”プリウス」と命名されたもので、エンジンを6.2リッターヘルキャットV8にスワップし、さらにスーパーチャージャー(American Racing Headers製)で武装したもの。
※スリーパーという割にはボディのペイントが全然スリーパーではない
やはりアメリカは自由の国だ
トランスミッションは6速シーケンシャル、ショックアブソーバーはワンオフのカスタム品、もちろんブレーキも強化版をインストール。
さらにシャシーも大幅に強化され、NHRA(National Hot Rod Association=全米ホットロッド協会)の認定も受けているので公式ドラッグレースにも出場可能となっています。
なおダッジはSEMAショーに合わせてヘルキャットエンジン単体の販売も公開しており、シボレーもカマロの「ドラッグレース専用」車を発表。
アメリカ人のドラッグレース好きは有名ですが、エンジンスワップに関して肯定的かつ許容さえる土壌があるのがなんとも羨ましいですね。
さあカスタム開始だ。ダッジが707馬力のエンジン単体を250万円で販売開始、なんとメーカー保証3年付
ホンダが「シビック・タイプR」のエンジン単体を販売すると公表!お値段74万円、しかし・・・
なお、アメリカではエンジンスワップや改造に対する敷居が低いためか、「そっち方面」のチューンに注力するチューナーが多いようで、外観に関してはあまりエアロパーツなどが装着れていないことが多々。
一方で日本ではエンジン変更が非常に難しいため、差別化の方向として「エアロパーツ」など見た目の変化が求められるのかもしれない、と考えたりします。
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