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レクサスがランボルギーニ・ウルスの対抗馬となる「スーパーSUV」計画中との報道。欧州はこれに対してひややかな反応を示す

2018/11/27

| レクサスはフラッグシップSUVの夢を諦めない |

レクサスがランボルギーニ・ウルスのライバルたりうる「スーパーSUV」の発売を計画している、というウワサ。
これはカーメディア「Drive」が報じたもので、3.5リッターV6エンジンとエレクトリックモーター2つを組み合わせた「424馬力バージョン」、そして4リッターV8ツインターボをハイチューンし660-670馬力を発生する「Fモデル」が用意される、とのこと(ランボルギーニ・ウルスは650馬力)。

なおプラットフォームは今年はじめに公開された「レクサスLF-1リミットレス・コンセプト」をベースにする、と言われています。

レクサスはSUVのフラッグシップを投入したいという意向を持つ

この”LF-1リミットレスコンセプト”はトヨタの北米デザイン拠点であるCALTYによる制作で、「日本刀をイメージした」コンセプトカー。

レクサスいわく「セダンのパフォーマンス、高級さを何一つ失うことなくSUVにもたらした」とのことで、ルーフには「グラストップ」を採用し、ボディサイズは全長5,014ミリ、全幅1,986ミリ、全高1,605ミリという実に堂々たるサイズです。

ちなみにレクサスは、このLF-1リミットレスコンセプト発表前には「顧客やディーラーの反応次第で市販もありうる。フィードバックが楽しみだ」としていたものの、ふたをあけて見ると否定的な意見が多く、とくにスピンドルグリルには非難が集中。

しかしながら、その後にレクサスは「LQ」の商標を登録しており、おそらくこれは「LF-1リミットレスコンセプト」の市販モデルだと言われ、レクサスはこのLF-1リミットレスコンセプトの発売を諦めていない、ということになりますね。

なお、なぜかは不明ではあるものの、レクサスのスピンドルグリルについては拒否反応を示す人々が多く、否定的意見が多いのもたしか。
自動車のパーツに用いられるデザインにおいて、これほどまでに否定されるものも珍しいと思いますが、欧米(とくに欧州)のメディアはあまりレクサスが好きではないのかもしれません。

レクサスは最近「レクサスLXインスピレーション」なる特別モデルを発表していますが、これについても「消費者にインスピレーションを与えることができなかった」などと言われており、やはりあまり良い受け取られ方がなされていないようですね。

話をこの「LF-1リミットレスコンセプト」の市販モデル、もしくは「レクサスLQ」に戻すと、市販時の価格は1700万円ほどだとされており、ウルスの2700万円に比べるとかなり求めやすい価格に設定されるようですね。
ただ、「レクサス」という性格からすると、ウルスよりも「ベントレー・ベンテイガ」をライバルとして設定した方がいいのかもしれない、と思ったり。

そしてレクサスがウルスやベンテイガに対して優位性を持つとすれば何だろう、と考えたりするものの、イマイチ思い浮かばないのもまた事実。
以前にレクサスはパフォーマンス面においてメルセデスAMGやBMW「M」に対する差別化要素として「ハイブリッド」の可能性を示唆していますが、得意なはずのハイブリッドについても「パフォーマンス面では」ポルシェに劣ることになり(トヨタ/レクサスのハイブリッドは”エコ”のためのもので動力性能を向上させるためのものではない)、ハイブリッド面でも今ひとつ強みを発揮できなさそう。

加えてレクサスはインターフェースの古さ(一昔前の欧州車っぽい)も指摘されており、アウディやメルセデス・ベンツに遠くおよばず、ここ最近一気に進化を見せたBMWにも追い抜かれてしまった、という感があります。

VIA:Drive

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