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欧州仕様の新型スープラも発表!ベースグレードでも鍛造ホイール、ハイパフォーマンスブレーキ装着。90台のみの「マットカラー」限定モデルも登場

2019/01/15

欧州仕様のスープラは走りに一切の妥協はない

デトロイト・モーターショーにて発表されたA90世代の新型スープラですが、北米仕様に続き「欧州スペック」が公開に。

現時点で北米ではその限定台数に言及していないものの、欧州仕様のスープラは初年度につき「年間900台」に供給が制限される、と公式発表がなされています。

加えて、初回限定モデルとして、90台限定の「スープラA90エディション(Supra A90 Edition )」の発売もアナウンスされており、こうなると日本市場向けの価格や詳細についても発表が待たれるところですね。

欧州市場のスープラも3リッター直6のみ

今回トヨタが発表した内容によると、欧州向けスープラのエンジンは「直6/3リッターターボ」のみ。
すでに北米市場でも「3リッターターボオンリー」の展開となることが公表されているため、現時点で「4気筒ターボ」が投入されるのは日本市場だけだということになりそう。

そして欧州仕様スープラのグレードについては「アクティブ」「プレミアム」の2つで構成され、一方北米では「3.0」「3.0プレミアム」というグレード構成。

ちなみに日本では「RZ」「SZ-R」「SZ」の三本立てで、グレードについても日本は「独特」だと言えそうですね(グレード名称は80スープラ時代と同じ)。

GRスープラ・アクティブの装備はこうなっている

「GRスープラ・アクティブ」についてはアクティブディファレンシャル(ロッキングを0-100%の間で変更できる)、アクティブ、アダプティブ・バリアブル・サスペンション、19インチ鍛造アルミ、ハイパフォーマンスブレーキシステムが与えられているとのことで、ベースグレードといえども「走りを意識した」内容となっています。

インテリアはブラックのアルカンタラ仕上げとなり、メモリー/電動調整機構つきシート(シートヒーター内蔵)、デジタルメーター、レザー巻きマルチファンクションステアリングホイールが与えられるようですね。

その他の装備だとデュアルゾーン・オートエアコン、エンジンスタート/ストップボタン、スマートエントリー、LEDアダプティブヘッドライト/LEDテールランプ、レインセンサー、リアビューカメラ、自動防眩ミラー、JBL製10スピーカーシステム、8.8インチインフォテイメントディスプレイといったところ。

安全面では「スープラセーフティプラス」パッケージが装着され、これはブラインドスポットモニター、 自動ブレーキ、車線はみ出しアラート、スマートパーキングセンサーなどが含まれるものです。※「トヨタセースティセンス」ではないのは、BMWの技術をベースにしており、トヨタセーフティセンスとは内容が異なるためだと思われる

GRスープラ・プレミアムの装備はこうなっている

そして上位グレード”プレミアム”になると”アクティブ”の装備に加えて「JBL製12スピーカープレミアムサウンドシステム」「ヘッドアップディスプレイ」「ワイヤレス充電」「ライティングパック」が装備されることに。

こうやって見ると、欧州向けトヨタGRスープラはアメリカだとオプション扱いだと思われる「鍛造ホイール」 がエントリーグレードでも標準化され、上位グレードだと(これもアメリカではオプション扱いの) 「ヘッドアップディスプレイ」が標準装備。

更にブレーキはアクティブ/プレミアムともに「ハイパフォーマンス」版が装着されていて、かなりスパルタンなクルマに仕上がっていることがわかりますね。

GRスープラ「A90 エディション」はこんなクルマ

なお、「A90エディション」最大の特徴は新色の「ストームグレーマット」。
そこへマットブラック仕上げのホイールを組み合わせ、インテリアにはレッドレザーを採用することでコントラストを強調しています。

そのほか装備やスペックは「GRスープラ・プレミアム」に準ずるようではありますが、「ホワイト、レッド、ブラック」のカラーが選べる北米市場専用の「GRスープラ・ローンチエディション」とはかなり見た目の印象が異なることになりそうですね。

VIA:TOYOTA

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