| 基本的には同じだがブレーキはブレンボではない |
トヨタの北米法人が86の限定モデル「トヨタ86 Hakone(箱根)エディション」を北米市場向けに投入。
北米において「箱根」の名が有名なのかどうかは不明ですが、こと欧米については「日本語」をその名称に用いた限定車が投入される例が見られます。
なお、ちょっと前にはスバルがオーストラリア向けにWRX STI「雷雨」エディションを発売していますね。
日本と欧米でよく似た仕様の限定車を発売する例は多い
なお、今回の「箱根エディション」について、その内容は以前に日本で発売された「ブリティッシュグリーン・リミテッド」と同様の内容を持っているように思えます。
ちなみにこちらのボディカラーは「ブリティッシュグリーン」、そして箱根エディションのボディカラーは「ハコネグリーン(トヨタは同じボディカラーであっても、仕様地によってその名称を変えることが多い)。
今回のトヨタ86 箱根グリーン・エディションについて、主な専用装備は17インチ「ツイステッドスポーク」ブロンズホイール、ブラックペイント仕上げのリップスポイラー、インテリアだとブラックタンカラーのアクセント。
これらについても見たところでは「トヨタ86ブリティッシュグリーン・エディション」と同様だと考えて良いのかもしれません。
ただし一部異なるところもあり、たとえばフロントバンパー上のサイドマーカーは北米仕様のオレンジ、そしてブレーキキャリパーはシルバー。
これらは86ブリティッシュグリーン・エディションだとそれぞれクリア、そしてレッド(フロントのブレーキキャリパーはブレンボ製)。
そのほかについては基本的に同じ仕様を持つと思われます。
トヨタは海外だとこんな86の限定モデルを発売している
そしてトヨタは欧州や米国でもいくつか限定モデルを発売。
欧州向けだと「オレンジエディション」を発売していますが、こちらは日本だと「GT ソーラーオレンジ・リミテッド」と同様の内容を持っているようですね。
そして英国向けの86クラブシリーズ・ブルー・エディションは日本の「GTリミテッド・ブラックパッケージ」とよく似た内容を持っています。
一方で日本には存在しない仕様を持つ海外限定モデルもあり、ドイツ専用の「86タイガー・エディション」はオレンジにブラックのストライプを持つ「タイガー仕様」、そして北米向けの「86 TRDスペシャルエディション」はTRD製のオリジナルパーツを装着したスペシャルモデルでしたね。