| もともと営業に使用されることも多いクルマだけに、ブラックパーツはちょっと危険? |
トヨタが2020年モデルのカローラに「ナイトシェードエディション」を設定する、と発表。
これは名称から想像できるとおり、各部をダーク仕上げへと変更するもので、他メーカーが設定する「ブラックパック」「ナイトパッケージ」のようなイメージです。
このオプションの中にはブラックグリルサラウンド、ブラックバッジ、ブラックミラー、ブランクドアハンドル、ブラックホイール、ブラックロッカーパネル、ブラックリアスポイラー、ブラックリアディフューザー、ブラックシャークフィンアンテナ、ブラックインナーを持つヘッドライトが含まれ、これらの装着によって精悍な印象に。
選べるボディカラーは3種類
ボディカラーについては、ハッチバック(カローラスポーツ)だと「スーパーホワイト」「クラシックシルバーメタリック」「ミッドナイトブラックメタリック」が選択でき、この「ナイトシェードエディション」は標準モデルの900ドル高に設定されています。
エンブレム(バッジ)もブラック。
もちろんホイールもブラック。
こちらはドアハンドル。
ピアノブラックではなくメタリックブラックのようですが、これは「傷が目立たないように」という配慮なのかもしれませんね。
ドアミラーもブラック。
2020年モデルのカローラにおいてはいくつか変更が加えられており、アンドロイドオートが標準装備となったほか、ブラックルーフがオプション設定されています。
ほか、グレードによっては「スペアタイヤレス」を選ぶことができ、これによってカーゴスペースを拡大できる、とのこと。
こちらはカローラセダン(日本未導入)。
せっかくのブラックパーツですが、北米では「オレンジのマーカー」が法規上必須であり、これが全体的な調和を乱しているのは残念。
なお、画像だとブラック部分の質感(輝き)がわかりにくく、よってドアミラーやドアハンドルが「樹脂のまま」とされることが多い営業車のように見えなくもない、と思います。
その意味では、ボディカラーにホワイトを選ぶのは「大きな賭け」なのかもしれません(シルバーも営業車っぽく見えるか・・・)。
なお、トヨタは「カムリTRD」「アヴァロンTRD」にて、やはりブラックパーツを多用していますが、これがなかなか格好良く、これらのようにカローラ”ナイトシェードエディション”でも「レッド」のボディカラーを設定すればよかったのにな、とも思います。※もしくは、このブラックのパーツの一部にレッドのラインを入れると一気に雰囲気が変わって営業車っぽくなくなるのかも。ただ、そうすると「モノトーン」ではなくなる