| 欧州ではラリー人気のためかスバルそしてBRZの人気が高いらしい |
スバルがスペイン市場向けにBRZのスペシャルエディションを発表。
これは「SUBARU BRZ Special Editionと題されたもので、限定台数は20台。
スバルは同じくスペイン向けに「WRX STI ファイナルエディション」を投入していますが、こちらの”8台”という数字に比較するとかなり数が多く、もしかするとWRX STI ファイナルエディションの引き合いが多かったのかもしれませんね。
スペイン向けスバルBRZ スペシャルエディションはこんなクルマ
BRZスペシャルエディションは、その内外装に特別装備が与えられていることが特徴で、グロスブラック仕上げの17インチアルミホイールとドアミラー、ルーフアンテナにリアウイングが与えられています。
今回公開されたボディカラーは「WRブルー」ですが、標準モデル同様、このほか「クリスタルホワイト・パール」「アイスシルバー・メタリック」「マグネタイトグレー・メタリック」「クリスタルブラック・シリカ」「ピュアレッド」「ラピスブルー・パール」を選択可能。
なお、スバルBRZ/トヨタ86は欧州において非常に高い人気を誇り、トヨタの英国法人は86について「非常に成功したクルマ」とも表現していますね。
なお、その検索ボリュームもかなり多く、トヨタ86の場合は(一定期間において)日本だと「450」ではあるものの、イタリアでは11,000、フランスでは7,800、ポーランドでは8,300、スペインでは6,600、英国では22,000、アメリカだと18,000という具合です。
なお、WRX STIについて、スバルは日本以外のマーケットにおいて「2リッターではなく2.5リッター」エンジンを採用しているものの、86/BRZは日本と海外とでは共通して「2リッター」。
よって、大柄な人が多く、大パワーを好む米国では「非力」だという評価を受けており、そのため次期86/BRZについては「ターボエンジン採用」とも言われるものの、そのあたりはまだまだ不透明でもあります。
ちなみにトヨタは、スバルへの出資比率を高めることでスバルを「傘下に」収める形となっており、次期86についてはどういった車になるのか、そして「BMWとスープラを共同開発した経験」がどこまで生かされるのかは気になるところですね。
スバルBRZ スペシャルエディションのインテリアはこうなっている
インテリアについてはブルーとブラウンとのコンビカラーを持つシートが特徴で、素材はレザーとアルカンターラ。
シートバックには「BRZ」の刺繍も入ります。
カラーリング的にはトヨタ86に用意された「ブリティッシュグリーンリミテッド」によく似ていますが、BRZではドアパネルにもブラウンレザーが用意されるなど一部仕様が異なるようですね。
そして「ブラウン」はステッチにも採用され、ステアリングホイール、シフトブーツ、ハンドブレーキレバー、リアシートにも用いられます。
もしかするとトヨタ86ブリティッシュグリーンリミテッドを見たスバル側が「このブラウンレザーいいな・・・」ということでブラウンレザーを採用したのかもしれませんが、BRZと86とは同じラインで生産されていると思われ、「なんらかの間違いで」86にBRZのパーツが装着されたり、その逆の「イレギュラー製品が誕生しないんだろうか」と考えたりすることも。