| そろそろGRスープラのエアロパーツは食傷気味。そろそろ変わったことをしないと既発の製品に埋没してしまいそうだ |
さて、デビュー当時の勢いも一息つき、ややその人気も落ち着いてきた感のあるGRスープラ。
これまでにも様々なチューナーが「走り」もしくは「外観」に特化したカスタムやチューンを披露していますが、今回はアバンテ・デザインがエアロパーツ(今の段階ではレンダリング)を公開することに。
エアロパーツのデザインにあたっては愛好家の意見を導入
なお、アバンテ・デザインではこのエアロキットをデザインする際、日本車の愛好者コミュニティから意見を吸い上げた、とのこと。
最近はより「売れる確率を高めるため」か、実際に製品をリリースする前にファンに意見を求めたり、人気投票を行ったのちに制作にかかるといった例も少なくはないようです。
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アバンテ・デザインのエアロキットはこうなっている
そこでこのアバンテ・デザインのエアロキットを見てみたいと思いますが、まずはフロント。
純正の雰囲気を大きくは損なわず、しかしセンターには大きな開口部が設けられています。
そしてフロントバンパーサイドにはカナード、そしてパンパー下にはウイングレット付きのスポイラーが付与されることに。
サイドから見ると、ウイングレットが備わるサイドウイングを装着しており、車高が極端に落ちていることもわかりますね。
リアだとウイング、ディフューザーが変更され、リアウインドウ上にはルーバー状のカバーが取り付けられています。
ルーフ、そしてウイングの板部分はマットブラックへと変更され、全般的に引き締まった雰囲気がりますね。
なお、こういった「ルーバー」はアフターマーケットパーツとしては非常に人気が高く、とくにアメリカでは多数の装着車が見られるようです。
アバンテ・デザインのGRスープラ用ボディキットには「ステージ3」も
なお、上で紹介したイエローの個体は「ステージ2」、そしてここから紹介するのが、さらに派手なエアロキット「ステージ3」。
フロントを見てみると、フェンダーがワイド化されていて、これに伴いフロントフード、フロントバンパー側ともに膨らみが確認でき、フロントフェンダー上にはエア抜き用のルーバーが見えますね。
横から見ると、フロントフェンダー後ろ側にパネルが追加され、ドア後ろのパーツからリアフェンダーにかけて大きくワイド化されていることもわかります。
リアバンパーやディフューザーは「ステージ2」と同じように見えますが、リアウイングのステーはより外に張り出してから立ち上がり、ウイング板部分だと中央が盛り上がる形状を持っている模様(トランクリッドまるごとを交換しているか、大きな一枚もののパーツを被せているようだ)。
アバンテ・デザインによれば、これら画像を公開した後、いまだかつてないほどの反響が寄せられているといい、このぶんだと早々に市販化がなされそうです。