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| 日本車というと「高い信頼性によって支持を集めている」と理解していたが |
トヨタのクルマは「一瞬、高い人気を獲得し」その後に凋落する例が珍しくはない
さて、米コンシューマーレポートは同国内で圧倒的な影響力を持つといい、コンシューマーレポートが高く評価したクルマは売れ、低く評価したクルマは売れなくなるという傾向があるもよう。
日本だとここまで影響力のあるメディアや機関はないかと思いますが、とにかくアメリカではコンシューマーレポートが絶大な権力を持っていて、スズキがアメリカから撤退することになった直接の原因もコンシューマーレポートの(フェイク)記事だったと言われていますね。
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スズキ・ジムニーが米にて1995年以降発売されておらず、スズキが米国から”4輪事業撤退”せざるを得なくなったのは「1冊の雑誌」のフェイク記事が原因だった!
| 信じられないが、どうやら本当のようだ | さて、「スズキ・ジムニーに対するフェイクニュースが、スズキの米国での販売を引き上げさせた」という動画について。 今回はその後編をお届けしたいと思います。 ...
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今回、コンシューマーレポートは「買って後悔した(満足度の低い)」クルマを発表
そして今回コンシューマーレポートが発表したのは「もっとも買って後悔した、満足度の低い」クルマたち。
コンシューマーレポートによると、このアンケートは30万台以上のオーナーへの聞き取りから生成されており、多岐にわたる設問があるそうですが、こういった「満足度の低さ」は品質以外にも様々な要素があるのかもしれません(使い勝手やデザイン、売却時の価格など)。
そして以下が「もっとも買って後悔したクルマ」のベストテンですが(パーセンテージは満足度を表している)、キア・フォルテを除くとすべて日本車とアメ車にて構成されていて、これはかなり意外な結果です。
というのも、日本車は信頼性において非常に高い評価を受けていて、にもかかわらずここでは低い評価を受けており、逆に「品質評価」ではいつも順位が高くないドイツ勢、イギリス勢はこの「買って後悔」ランクに入っておらず、つまり「満足度と品質はそれほど関連性がない」ということを意味しているのだと思われます。
最も買って後悔したクルマのランキング
- トヨタ C-HR 29%
- フォード・エコスポーツ 30%
- シボレー・トラックス 37%
- インフィニティQ50 40%
- 日産 ローグスポーツ 42%
- インフィニティQX50 46%
- ジープ・コンパス 46%
- ジープ・レネゲード 46%
- キャデラック XT4 47%
- 起亜 フォルテ 47%
なお、ちょっと不思議なのはジープがこのランキングに2つのモデルを送り込んでいること。
ジープというとアメリカで大人気というイメージがあるものの、モデルによって大きく支持率が変わるということなのかもしれません(とくに、レネゲートは「買ってはいけないクルマ」の筆頭だと言われている
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参照:Consumer Reports