| コンシューマーレポートにおける日本車の評価はぶっちぎり |
さて、米では大変に権威のある機関、コンシューマーレポートが「今年のオススメTOP10」を発表。
アメリカでは、このコンシューマーレポートが「オススメ」とするか「オススメとしない」かで売れ行きが全く変わることになり、過去には同誌がスズキ・ジムニーについて危険極まりないという評価を下した(後に悪意のある記事だと判明し訴訟に発展)のち、スズキの販売が一気に減ってアメリカ市場から撤退したこともあるほどです(よって、現在でもアメリカではスズキの4輪車は販売されていない)。
-
スズキ・ジムニーが米にて1995年以降発売されておらず、スズキが米国から”4輪事業撤退”せざるを得なくなったのは「1冊の雑誌」のフェイク記事が原因だった!
| 信じられないが、どうやら本当のようだ | さて、「スズキ・ジムニーに対するフェイクニュースが、スズキの米国での販売を引き上げさせた」という動画について。 今回はその後編をお届けしたいと思います。 ...
続きを見る
コンシューマー・レポート発表による今年の「オススメ」10台はこのクルマ
そこでコンシューマーレポートの発表した「今年のオススメ」。
各セグメントから1台づつを選出していますが、コンシューマーレポートは自身でクルマをテストする他、様々な調査も行っており、多角的に判断した結果となっています。
トヨタ・カローラ(スモールカー)
まずスモールカー部門からはトヨタ・カローラ。
安全かつ安価で、多くの人にアピールできるラインアップを持つことが評価されています。
-
トヨタが北米向けに「やりすぎ」なカローラ投入!スポーツ触媒に足回り強化、エアロで武装した”カローラセダン・アペックスエディション”
| これがカローラとはにわかに信じがたい | トヨタの北米法人がカッコいい「カローラセダン・アペックスエディション」を発表。専用の外観に加えてハンドリングも向上させられており、まさにアペックス(コーナ ...
続きを見る
マツダCX-30(サブコンパクトSUV)
サブコンパクトSUVとしてはマツダCX-30。
こちらも以前より高くコンシューマーレポートに評価されているクルマのひとつですね。
トヨタ・プリウス(ハイブリッド)
プリウスもコンシューマーレポートの大好きなクルマのひとつ。
なお、コンシューマーレポートについて、冒頭にあげたスズキの例しかり、特定のメーカーそしてクルマを好む傾向が強いようにも思われます(とくにトヨタとスバルを好むようだ)。
トヨタ・カムリ(ミッドサイズセダン)
アメリカでは非常に高い人気を誇り、実際にセダンでは販売No.1のカムリ。
納得の評価でもありますね。
-
え?これがカムリ?トヨタが北米限定にて「カムリTRD」発売。カッコいいエアロパーツにホイール装備、ブラックアクセントで引き締める
| アメリカではGRよりもTRD | トヨタが北米市場向けに、以前から発売を予告していた「カムリTRD」「アヴァロンTRD」を発売(TRD=Toyota Racing Development)。これは ...
続きを見る
スバル・フォレスター(スモールクロスオーバー)
コンシューマーレポートの大好きなスバルからはフォレスター。
フォレスターはそろそろフェイスリフトが囁かれるものの、それでもこの評価は立派だと思います。
-
新型スバル・フォレスターはこうなる?目撃された試作車、予想レンダリングと現行フォレスターとの差異を比べてみよう
| おそらくマイナーチェンジ版フォレスターの変更点は小さそうだ | さて、先日目撃されたマイナーチェンジ版新型スバル・フォレスターのプロトタイプ。今回、予想レンダリングを得意とするロシアのKoresa ...
続きを見る
スバル・アウトバック(SUV/ワゴン)
そしてSUV/ワゴンセグメントからはスバル・アウトバック。
実際のところ、北米では「スバルの屋台骨を支える」モデルでもあり、正当な評価だと言えそう。
-
スバルは北米ワゴン市場にて”85.7%”ものシェアを持っていた!残り14.3%をアウディ、ボルボなど欧州勢が取り合う中で余裕の販売を見せる
| 一番売れているのはレガシィ アウトバック | 北米市場では「ステーションワゴンが売れない」と言われますが、その北米のワゴン市場において、なんとスバルは85.7%ものシェアを持つ、とのこと。ちなみに ...
続きを見る
Kia Telluride(ミッドサイズ3列クロスオーバー)
こちらは日本に入っていないので馴染みがないものの、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、ノースアメリカン・ユーティリティなど各賞を受賞した実力派です。
ホンダ・リッジライン(コンパクトピックアップ)
2021年にフェイスリフトを受け、ワイルドにイメージチェンジしたリッジライン。
日本に輸入しても売れそうだ、とも思います。
-
マイチェンしたホンダのピックアップトラック「リッジライン」がカッコいい!ハイラックス同様、ぜひ日本にも導入してほしい
| 今までの「インテリ顔」から一気に「ワル顔」へ | ホンダが2021年モデルのリッジライン(フェイスリフト版)を発表し、ぼくの中でカッコいいと話題に。このリッジラインは見ての通りピックアップトラック ...
続きを見る
レクサスRX(ミッドサイズクロスオーバー)
北米ではもっとも売れているレクサス、RX」。
もはや不動の人気ですが、レクサスならではの高い安全性が評価されることに。
-
ブラックアクセントがカッコいい!レクサスRXに限定モデル「ブラックライン」設定(北米)。なお現地での価格は日本よりもずっと安いようだ
| レクサスRXは、レクサスとしては例外的にカナダで生産されている(北米向けのみ) | レクサスUSAが北米市場向けとして、限定モデル「RXブラックライン」を投入する、と発表。これは先般、一部改良が発 ...
続きを見る
テスラ・モデル3(エレクトリックカー)
コンシューマーレポートはテスラに対して辛口という印象があるものの、モデル3については高く評価しており、「テスラで買っていいのはモデル3だけ」だとも。
-
【動画】もうガソリンエンジンの時代は終わった・・・!ゼロヨンにてテスラ・モデル3が最新のポルシェ911カレラSを叩きのめす
| ポルシェには「タイカン」でのリベンジを期待するよりほかにない | Carwowが992世代のポルシェ911カレラSと、テスラ・モデル3パフォーマンスとのドラッグレースを収めた動画を公開。この内容は ...
続きを見る
合わせて読みたい、関連投稿
-
【動画】米コンシューマー・レポートがトヨタ・カローラスポーツをテスト!「エンジニアは本当にいい仕事をした」と褒めちぎる
アメリカ市場向けは2リッターエンジンを搭載 アメリカの製品購買判断において絶大な影響を誇る「コンシューマー・レポート」がトヨタ・カローラ・ハッチバック(日本ではカローラスポーツ)をレビュー。その内容と ...
続きを見る
-
米コンシューマーレポートが「最も信頼できる」「最も信頼できない」「もうお勧めできない」リストを発表。「最も信頼できない」10台のうち6台はアメ車
アメリカ人が信頼していないクルマもまたアメ車 米国において大きな影響力を持つ調査機関「コンシューマーレポート」が各種調査を発表。今回は「もっとも信頼できるクルマ」「もっとも信頼できないクルマ」「これま ...
続きを見る
参照:Consumer Reports