| ワイルド・スピード」シリーズは今後もスピンオフ含めて継続? |
「ワイルド・スピード」シリーズがNetflixにてアニメ化され配信されることが決定。
制作はドリームワークスで、舞台はドミニクの「若い頃」。
スター・ウォーズシリーズのスピンオフでハン・ソロの若い頃を描く「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」みたいな感じですね。
現在ユニバーサルにとってワイルド・スピード・シリーズは文字通りのドル箱。
とにかくヒット作は「とことん」使い回すのが現代の商法
最近のエンターテイメント界の傾向として、新しい(オリジナルの)ストーリーで映画を作るよりは、「過去にヒットしていて、ある程度の固定客がいる作品」「原作にファンがついている作品」をベースにする傾向が強く、それは「アヴェンジャーズ」シリーズを見てもわかるとおり。
加えて「シリーズ化」で可能となるのは今回のアニメや、すでに始まっている「ワイルド・スピード」アトラクション(FAST & FURIOUS LIVE)、そしてキャラクターグッズやライセンス販売という「周辺効果」で、近年のエンターテイメント業界では「これがバカにならない」ということですね。
話を今回のアニメ版「ワイルド・スピード」に戻すと、若かりし日のドミニクといとこのトニーが政府の「エリート・レーシング・リーグ」にスカウトされることにあり(ドミニク役を務めたヴィン・ディーゼル主演の「トリプルX」みたい)、しかしその真の目的はマフィアに対抗するために設立された、というもののようですね。
加えてこのアニメシリーズは映画化されて2019年に公開され、さらにワイルド・スピード本編の最終章も2020年と2021年に公開予定。
このあたりもスター・ウォーズが様々なスピンオフ含めて「年一本」公開という計画を持つのと同じということになり、そしてこういったヒット作はなかなか生まれず、ユニバーサルとしては「なんとしても盛り上げてゆきたい」シリーズなのだと思われます。
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