
Image:Koenigsegg(Instagram)
| おそらくは「最高速追求型」ではなく「サーキット特化型」 |
ケーニグセグの「ニュルブルクリンク」へのアタックに期待がかかる
スウェーデンのハイパーカーメーカー「Koenigsegg(ケーニグセグ)」が、新型車のティーザー画像を自身の公式インスタグラム上にて公開。
現在判明しているポイントから考えると、これは既存の「ジェスコ(Jesko)」をさらに過激に仕立てたハードコアモデルである可能性が高いと見られています。
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ケーニグセグ、新型ハイパーカーのティーザー動画を公開。Jeskoの究極進化形か?
公開されたティーザーには、ジェスコ・アタックとよく似たダブルプレーン構造のトップマウント型リアウイングが確認できますが、これを見る限りではダウンフォースを最大化したモデルであるとも考えられ、つまるところ「サーキット特化型」ということなのかもしれません。
- リアウイング下に縦型のストップランプ/レインライトを装備
- リアエンジンカバーの再設計が濃厚
- フロントにはNACAダクト付きのクラムシェルフードを採用(前回のティーザーより)
これらのディテールを見るに、「単なるジェスコのひとつのバリエーション」という枠を超えて大きく再設計がなされたハイパーカーとなりそうですが、ぼくとしてはやはりニュルブルクリンクに調整してほしいというのが正直なところ(ケーニグセグは世界最速記録を何度か更新しているが、ニュルブルクリンクでの公式チャレンジの経験は無いと思う)。
ケーニグセグ・ジェスコ標準モデルのスペックとは
そこでケーニグセグ・ジェスコのスペックを見てみると、以下のようなとんでもないスペックを誇ることがわかり、しかし今回公開されるであろう新型車は「これを超える」数値を持つことは確実だと見られ、近年になって雨後の筍のように登場した「ハイパーEV」を蹴散らすだけのパフォーマンスを見せてくれるのかもしれませんね。
- エンジン:5.0リッター ツインターボV8
- 最高出力:1,280馬力(E85使用時は最大1,600馬力)
- 最大トルク:1,500Nm(約1,106lb-ft)
- トランスミッション:9速マルチクラッチ・トランスミッション「Light Speed Transmission」
- 駆動方式:RWD(後輪駆動)
ケーニグセグ待望のニューモデル「正式発表」は2025年6月25日
現在のところ、モデル名やスペック詳細は明らかにされていませんが、その発表日は「2025年6月25日」とケーニグセグ公式によりアナウンスされており、「ジェスコ RS」「ジェスコEVO」を名乗るというウワサ、あるいはまったく異なる名が与えられるという見方もあり、あと数日に迫った発表日を待ちたいところです。
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参照:koenigsegg