BMW i3のスピーカーを交換。
アウディTT、ランボルギーニ・ガヤルドのスピーカー交換でもお世話になったリバイズさんです。
BMW i3は在庫車を購入するというスタイルがメインの販売方法で、しかしオプションでハーマンカードン・オーディオを装備した在庫車はほとんどないのが現状です(オーディオ関連のオプションはハーマンカードンのみ。これをつけるとなると自動的に本国発注になり、4−5ヶ月ほど待つことになる)。
ぼくの車も国内在庫から選んだために純正スピーカーのまま納車されていますが、これが平凡な音であり、せっかくの静かなEVの室内で聴くにはちょっと物足りません。
よって納車前からスピーカー交換を考えていたのですが、手持ちのBEWITH アキュレートII(ガヤルドに付けていたもの)はスペース的に入らないことがわかり、急遽BMW用トレードインスピーカー(JBL)を装着する方向へとシフト。
リバイズさんに純正のツイーターカバー(ハーマンカードン用。これがあるとすっきりとツイーターの取り付けができる)とスピーカーを取り寄せてもらい、インストールをお願いしています。
まだ取り付けたばかりで音は固いですが、中音が豊かになったようですね。
ボーカルには艶が出て、ストリングスやスネアのはじける音がわかるようになり、ピアノの残響音が聴こえるように、というイメージ。
スピーカーを入れ換えてはじめて聴いた曲はデイヴ・リー・ロスの「Just Like Paradise」でしたが、まさにパラダイスのような気分で今までのとの差異には驚かされます。
なお、トレードインといってもi3専用ではなく、F30 3シリーズ用の3ウェイを流用しており、従って取り付けには加工を要したそうですが、いつもどおりすっきりと完璧に取り付けていただいています。
制振・防振もバッチリで、カーボンの強固なシェルの中で大音量で音楽を聴ける仕様に。
こちらはミッドレンジ。純正ではフルレンジが入っているところですね。
ツイーターは上述のように、Aピラー根元(ハーマンカードン装着車と同じ位置)にインストールしています。
ウーファー取り付け位置。純正でもここにウーファーが入っています。
こちらは外した純正のピラーカバー。
ぼくはてっきり、交換するのはピラーした部分の黒い樹脂パーツのみと考えていたのですが、なんとピラーカバーまるごとを交換するようですね。
画像ではサイズ感が伝わりませんが、びっくりするくらい大きいです。
こちらは外したウーファー。
サイズ比較用にキーを一緒に写しています。
フルレンジ。
ウーファー、ミッドレンジともに「異常に」軽く、ぼくが今まで持ったスピーカーの中ではもっとも(しかもずば抜けて)軽いですね。
ちなみにウーファーのマグネットはこんな感じですが、「!?」というほどの小ささです。
おそらくBMWはコストよりも軽さを狙ったのだと思いますが、にしてもあまりのマグネットの小ささには驚かざるを得ません。
BMW i3は希少車の部類に属すると思われ、そしてぼくはこういった販売数量の少ない車に乗ることも多いのですが、その場合困るのがスピーカーの入れ替えやカスタムパーツなど。
必然的に流用などを考える必要が出てくるのですが、その場合リバイズさんでは加工などを必要に応じて行ってくれるので、非常に助かっています。