さて、ボクスターのリヤバンパー上にできていた、身に覚えの無い傷の修理が完了。
パっと見た状態ではまずわからないところにまで復元できています。
これでまた完全な状態に復帰でき、心理的にもすっきりして機嫌よく乗ることができますね。
同時に、せっかく色を塗るならば、ということでキーカバーもボディ同色にペイント。
とりあえず転んでもタダでは起きない不屈?の精神にてリカバーしています。
傷について、フレームに影響を及ぼすところであれば深刻ですが、今回はバンパーという「衝撃を吸収して本体を守る」という部分が本来の役割を果たしただけですので、気分的なダメージもまだ最小限ではあります。
さて、ボクスターのリアバンパーに身に覚えのないキズが。
色々と利用状況を確認してみたのですが、おそらくキズがついたと思われるのに該当する状況はただひとつ。
先日、朝に新大阪付近の駐車場へ車を停め、夜に戻ってくるまでの間につけられたキズ(横には自転車置き場があり、嫌な予感はしていた)だという結論に達したのですが、さほど目立たないとはいえ、気分的にはよろしくないので修理しようと思います。
塗装はえぐれていて完全にバンパーの下地にまで達していて、りウレタンの黒い部分が露出(画像ではタッチペンで補修した後です)しており、周囲もちょっと凹んでいたりして、これはちょっとショックですね。
ただ、さほど凹んでもおらず、折れたり盛りあがっているところもないので簡単にパテ盛り+塗装で復元できそうではあります。
目立ちにくい場所、というのも幸いですね。
ぼくのボクスターについて、「ちょっといじり壊してしまった」ところがあります。
ボクスター購入当初、室内があまりに暗いのでなにか照明を追加しよう、と考えたのですね。
ボクスターのヘッドコンソールには最初からLEDの照明が組み込まれているのですが、これがあまりに暗いので、暗いながらも照明が来ている(電源がある)ので、ここから電源を取ろうと思ったわけです。
テスターを当てて電源を探り、LEDを2発入れ、さあ光らそうとしたのですが、どうも予定通りの光り方をしません。
どう予定通りではないかというと、テスターをあてて「ヘッドライト点灯時のみに光る」ようにしていたのですが、ヘッドライトを消してキーを抜いても照明が消えないのですね。
さらにテスターを当て、いろいろと繰り返しているうち、ルームランプとフットランプが点かなくなりました。
どうやらショートしたようですが、ユニット内のショートであればルームランプのみ点かなくなるはずですが、フットランプまで消えるということは、「ドアを開ける」という動作に反応する制御ユニットを飛ばした可能性が高いわけです。
なお、説明書のヒューズ割り当てを見ても、この部分に関するヒューズはなく、これは集中制御を行う部分になんらかの障害が生じたに違いない、と思ったのですね。
とにかく最近の車は制御が複雑で、どことどこが繋がっているのか、同時制御されているのかが素人にはわからず、かつてのように「電源電圧」だけの問題ではなくなってきています。
よって、なにか電源を取るのであればバッテリー直接やヒューズボックスなどからスタンドアローンで電源を取らないと思わぬトラブルになる可能性があるのですね。
とにかくドアを開けた時に点灯するはずのルームランプとフットランプですが、これが点灯しなくなったので、先日の12ヶ月点検の際にポルシェセンター北大阪さんに復旧をお願いしたわけです。
なんらかのエラーが残っていれば、そのリセットで改善するのではと甘く考えていたのですがそうではなく、色々としらべてもらい、説明書にも記載されていない(自分では見つけることができない)箇所のヒューズが切れていることが判明。
これを交換してもらうことで完全に機能が戻っています。
なお、コンソールのランプはヘッドライトをコントロールするECUにて管理されており、フットランプはコンソールと共通のシステムで管理されている模様。
あちこちが複雑に絡み合っており、ちょっと分岐、とか気軽にポン付け、というのができなくなってきていますね。
今回は非常に良い勉強になったと考えており、「もううかつに弄らない」と誓うとともに、ポルシェセンター北大阪さんには大変感謝しています。