| 活発な対立や現在と未来など、パラドックスの縮図を腕時計上に表現 |
さて、先日ウブロはヨウジ・ヤマモトとのコラボレーション第一弾「ビッグ・バン GMT オールブラック ヨウジヤマモト」を発表していますが、今回早くも第二弾を発表。
前回から半年も時間が空いておらず、つまりはそれだけ第一弾が人気だっとということなのかもしれません。
今回発表されたのは「ビッグ・バン カモ ヨウジヤマモト」。
文字通りカモフラージュがテーマとなった腕時計です。
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ビッグ・バン カモ ヨウジヤマモトはこんな仕様を持っている
そこでビッグ・バン カモ ヨウジヤマモトの詳細を見てみたいと思いますが、標準ストラップはテキスタイルのようにも見える凸凹な表面を持つラバー製。
これはウブロが2019年に実用化した加硫処理技術を応用したもので、(オーデマピゲ ロイヤルオーク オフショアクロノグラフのように)成形時にカモフラージュ柄となるよう素材を練り合わせているのではなく、「プリント(しかも一色づつ重ねて)」によってこの柄を実現している、とのこと。
なお、交換用ベルトとしてブラックのファブリック製ストラップも付属しているようですね。
ダイヤルにもカモフラージュ、そして6時位置にはコラボレーションを示す「Yohji Yamamoto」のシグニチャーが入ります。
山本耀司は常に「疑問」を投げかける
今回も(前回同様)時刻を読み取るのが困難なデザインですが、これもやはり「天の邪鬼」な山本耀司氏の性格が表現された、”らしい”仕様だと考えることができそうです(山本耀司は”知的な反逆者”と評されることが多く、常に疑問を投げかけたり、消費者に疑問を感じさせるような謎掛けを行ったりする)。
なお、今回のビッグ・バン カモ ヨウジヤマモトの発表に際し、山本耀司氏が添えたメッセージは下記の通り。
私は、従来的価値からほんの少し外れた視点から表現をするという意味で、先駆的なアプローチに強い魅力を感じます。コレクションのひとつひとつに、いま私が感じているメッセージを織り込んでいます。それは人々にすでに在るものに疑いをもってもらう方法であり、私にとってとても大切なことです。
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このビッグ・バン カモ ヨウジヤマモトのケース素材はセラミック(マット仕上げ)、ケース径は45ミリ、限定本数は200本となり、日本ではウブロブティック、伊勢丹新宿本店、公式オンラインブティックにて販売される、とのこと。
価格は242万円に設定されています。
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参照:Hublot