| いつか買おうと思っていてなかなか買えない腕時計、それがタグ・ホイヤー |
IWC同様、「どうしても欲しい」レベルではないため、ついつい購入が先送りに
さて、この時期はウォッチ・アンド・ワンダー開催ということもあって各ウォッチブランドとも新製品をどんどん発表しており、今回はタグ・ホイヤーの新製品について紹介したいと思います。
今回はアクアレーサー、オータヴィア、カレラ等幅広いラインアップに新製品が追加されていますが、同価格帯のブランド、たとえばブライトリングと比較しても値上がり幅が抑えられており、比較的求めやすい位置にとどまってくれているのがありがたいところ。
最近は「100万」を簡単に超える腕時計が非常に多く、そういった価格の腕時計ばかりになってしまうと今までのようにポンポン売れなくなってしまい、在庫が膨らみそうだと心配してしまうものの(現在、腕時計の流通在庫は相当な金額だと思う)、そんな中でもタグ・ホイヤーの良心的価格が際立っているようにも感じます。
タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル200
そこで2023年春の新作を見てみたいと思いますが、まずはタグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル200。
こちらはシルバー文字盤のCBP1111.BA0627(319,000円)です。
流行のライトブルー(CBP1112.BA0627 / 319,000円)。
ただし「アイスブルー」「ターコイズ」のように緑が入っていないブルーですね。
ブラック文字盤のCBP1110.BA0627(319,000円)。
いずれもケース直径は40ミリ、ムーブメントはクオーツです。
こちらはステンレススティール製ケースにローズゴールド製ベゼルインレイとリュウズを用いたWBP2151.FT6199(638,000円)。
イエローゴールド版のWBP2150.FT6210(638,000円)。
ローズゴールド版ともどもラバーベルト、そして自動巻きムーブメント(TH31-00)を採用しています。
こちらはソリッドゴールド(ローズゴールド)をケースに採用したWBP5150.FT6199(2,310,000円)。
バックルやリューズはグレード2チタン(DLC加工)が用いられています。
イエローゴールド版のWBP5152.FT6210(2,310,000円)。
ダイヤルは(ローズゴールド版ともども)スモーク(グラデーション)仕上げとなっており、トレンドを抑えた仕様ですね。
タグ・ホイヤー オータヴィア ホイヤー02 フライバック クロノグラフ
こちらは「タグ・ホイヤー オータヴィア ホイヤー02 フライバック クロノグラフ(CBE511A.FC8279 / 814,000円)。
オータヴィアはカレラの影に隠れてイマイチ人気が出ないモデルですが、自動車との関連性が深いモナコに対し、オータヴィアは自動車と航空機両方に関係するというルーツを持ち、そもそも「AUTAVIA」とは、「AUTOMOBILE(自動車)」と「AVITION(航空機)」とをかけあわせた造語であり、もともとは1933年に誕生した「航空機のコクピットに装着されていた計器」が元祖です。
それがレーシングカーにストップウォッチとして(ダッシュボードに)装着されるようになり、1963年に現在のような腕時計へと進化したわけですね。
このオータヴィア ホイヤー02 フライバック クロノグラフのケース(ステンレススティール)径は42ミリ、ムーブメントはCOSC認定を受けたキャリバー ホイヤー02。
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タグ・ホイヤー カレラ キャリバーTH20-00 クロノグラフ
こちらはおなじみカレラ、しかしブルーのサンレイ文字盤にオレンジのグラデーションリングという珍しい仕様(CBN201D.FC6543 / 720,500円)。
ブラックバージョンのCBN201C.FC6542(720,500円)。
上のモデルともどもケース径は42ミリ、そしてステンレススティール製。
過去の「2447 NS(逆パンダダイヤル)」を現代風に解釈したCBS2210.FC6534(808,500円)。
ドーム状の風防やパンチング仕様のストラップなどクラシカルな仕様を持つ一本ですね。
針に塗布されるスーパールミノバもレトロ調の色合いを持っており、非常に高い魅力を持っていると思います(今回の新作の中ではイチオシ)。
こちらはブルー版のCBS2212.FC6535(808,500円)。
ストラップは「パンチングではなく」やエレガントな装いを持ち、上の1本とともにケース径は39ミリを採用します。
最後はタグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ トゥールビヨン(CBS5010.FC6543 / 2,805,000円)。
トゥールビヨンに価格破壊をもたらしたタグホイヤーらしいプライスタグを掲げており、カレラシリーズの60周年アニバーサリーという位置づけのモデルです。
ムーブメントはもちろん自社製トゥールビヨン「TH20-09 COSC」。
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参照:TAG HEUER