Image:Omega
| とくに今回の「ブラック文字盤」は上品で趣味の良い仕様を持っている |
若干価格が割高にも感じられるが、ムーブメントの信頼性や耐磁性を考慮すると納得の価格である
さて、オメガが「シーマスター アクアテラ」に新作4モデルを追加。
具体的には「ネイビーダイヤル+ラバーストラップ(41ミリ)が1モデル」「ブラックダイヤルがサイズ違い(41ミリ、38ミリ、34ミリ)で3モデル」の合計4つという構成です。
なお、このネイビーブルーダイヤルモデルはスウェーデンの棒高跳び選手、アルマンド “モンド” デュプランティス選手とのコラボレーションモデルとなりますが、ここでそれぞれのモデルを見てみましょう。
オメガ シーマスター アクアテラ 150M「モンド」はこんな腕時計
こちらのシーマスター アクアテラ 150M「モンド(220.12.41.21.03.009 / 968,000円)オメガ 8900」は上述の通りアルマンド “モンド” デュプランティス選手にインスピレーションを得たモデルで、この「ブルーにイエロー」という組み合わせはスウェーデン国旗を模したものだと思われます。
ケース素材はステンレススティール、文字盤はオパリン仕上げ(チークパターン)、デイト表示窓とハンズ(針)はロジウム仕上げ。
面白いのは秒針が「棒高跳び」にインスパイアされた仕様を持つことで、針の形状が「(通常のアクアテラに使用される)矢印」ではなく「棒」形状を持ち、イエローとホワイトに彩られること。
なお、ダイヤル上の「Seamaster」文字、「15」「30」「45」「60」カウンターもイエローです。
搭載されるムーブメントはオメガ8900(パワーリザーブ60時間)、ケースバックはシースルー、ストラップは専用デザインのラバー製。
オメガ シーマスター アクアテラ 150M「ブラックダイヤル」はこんな腕時計
そしてこちらはシーマスター アクアテラ 150M「ブラックダイヤル(220.10.41.21.01.002 / 1,023,000円)」。
オメガによれば「シンプルさと控えめな高級感」を目指したといい、文字盤は光沢のあるラッカー仕上げです。
上のシーマスター アクアテラ 150M「モンド」ではインデックスそしてオメガ文字とロゴがヘアライン(ブラシ)仕上げとなっていますが、こちらではダイヤモンドポリッシュが用いられており、光沢のある文字盤と良くマッチしているようですね。※最近のオメガはこういった細かい配慮が行き届いている
なお、スケールやカレンダー、針やインデックスに塗布されるスーパールミノヴァ含めてホワイトに統一され、シックで都会的な印象を持つように思います。
ムーブメントはタービン風加工が美しいコーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8900。
上述の通り3つのサイズが揃います。
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