| アプライドインデックスの採用、初のホワイトラッカーステップダイヤルなど固有の仕様が目立つ秀作である |
ケースバックはスケルトン、裏面からの見ごたえも抜群
さて、オメガが待望の「スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル」ホワイト文字盤(1,254,000円)を発売。
これは昨年末に開催されたイベント「プラネット・オメガ」にてダニエル・クレイグが身につけて登場したことで話題となったモデルですが、それがついに一般向けにもリリースされたわけですね。
ステップダイヤルへのホワイトラッカー仕上げは「スピードマスター初」
ダイヤルはホワイトラッカー、そして特筆すべきはステップダイヤルにもホワイトラッカー仕上げが採用されたこと(この仕様は本モデルが「初」)。
インデックスとドットは(ほかモデルでは殆ど見られない)アプライド仕上げ、そしてオメガマークもアプライド。
ベゼルはアルマイト仕上げのブラック、そしてもちろん(”90”の上にドットが位置する)「ドットオーバー90」仕様ですね。
このカラーリングのオマージュ元は1969年の「アラスカプロジェクトI」だそうで、「Speedmaster」文字そしてクロノグラフ針の先端にはレッドがあしらわれます(このレッドはアポロ計画に参加した宇宙飛行士の船長の宇宙服に入っていた赤いラインも表現している。その場合、もちろんホワイトは宇宙服を表しているということにになる)。
スケールや数字、時針や分針はインデックス同様のブラック仕上げです。
ケースバックはスケルトン、ムーブメントはキャリバー オメガ 3861(パワーリザーブ50時間)。
ケースサイズは42ミリ、素材はブレスレットともどもステンレススチール、風防(ドーム型)とケースバックにはサファイアクリスタルを採用します。
ストラップ幅は15ミリ、バックルはサテン+グルーブ仕上げ、そしてポリッシュ加工のオメガマーク、ストラップは2つのポリッシュリンクを備える5リンク式。
バックルには2つのプッシュボタンが備わり、これを押すことでバックルが開放されます(サイズの微調整機構を備える)。
ケースはブラック、そしてダブルストラップ仕様(黒いケースに入っているといっそうホワイト文字盤が目立つ)。
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参照:OMEGA