
Image:TUDOR
| TUDORはスポーツラインではなく「ドレスラインこそが買い」だとボクは考えている |
この1926 LUNAはこれまでのチューダーのドレスラインの中でも珠玉の出来である
さて、チューダー(TUDOR)はブラックベイといった人気スポーツモデルに加えて「ロイヤル(ROYAL)」「1926」といったドレスウォッチ系ラインアップを展開していますが、今回その「1926」シリーズに”チューダー初”となるムーンフェイズを組み込んだ「1926 LUNA」を追加することに。
なお、発売は「中秋の名月」、そしてそもそもの形状が「中国で好まれるコンパクトな丸型」、イメージキャラクターにジェイ・チョウを起用したあたり、中華圏をメインターゲットとしているのかもしれません。※ジェイ・チョウは以前からチューダーのブランドアンバサダーとしても活躍しているが、今回このシリーズの開発にも参加したようだ
チューダー 1926 LUNAはこんな腕時計
そこでこのチューダー1926 LUNAを見てみると、まずは「39ミリ、ステンレススティールケース、ステンレススティール製ブレスレット」のみの展開となっており(ムーンフェイズではない3針モデルにはローズゴールドとのコンビも存在する)、そして注目すべきは「お値段38万円」。
もともとチューダーはロレックスのディフュージョンブランドとしてのスタートですが、そのためブラックベイやブラックベイクロノ、ペラゴスのようなスポーツモデルを身に着けていると「気後れ」するような場面もあり、よってぼくのオススメは「ロイヤル」そして「1926」といった(ロレックスと被らない)選択です。※そこから抜け出そうというのが近年のチューダーの歴史である
Image:TUDOR
-
-
もうロレックスのディフュージョンブランドとは言わせない。チューダーがターコイズ文字盤を使用し「レトロな」意匠を盛り込んだ「ブラックベイ クロノ フラミンゴブルー」を発売
Image:Tudor | もはやチューダーは「指名買い」を獲得できるまでのブランドに成長 | ロレックスではできない「チャレンジ」に次々挑戦 さて、昨今の腕時計における「人気(文字盤)カラー」は”タ ...
続きを見る
ラインアップされるのはブルーダイヤル(m91560-0002)、ちゃんパンゴールドダイヤル(m91560-0001)、ブラックダイヤル(m91560-0003)、ムーブメントはいずれもT607-9。
ケースはサテン(ブラシ)仕上げとポリッシュとが組み合わせられ、それぞれのダイヤルカラーとのコントラストを成すように選択されたインデックスや針が特徴的。
なお、「ムーン」はちょっと中国っぽいグラフィックを持っており、このあたりが「ジェイ・チョウが加えたエッセンス」なのかもしれません。
合わせて読みたい、チューダー関連投稿
-
-
果てしなき挑戦を続けるチューダーより「カーボンケース」を採用した限定腕時計が2モデル登場。ひとつはブルーの「F1」、もうひとつはピンクの「自転車レース」モチーフ
Image:Tudor | いずれのモデルも独自の特徴を備える魅力的な一本でもある | チューダーはケース、ストラップともにこれまでに様々な素材へと挑戦している さて、もともとロレックスのディフュージ ...
続きを見る
-
-
チューダーより「エレガントで爽やかな」ブラックベイ54”ブルーラグーン”登場。文字盤には砂浜イメージの加工が施されベゼルにはミラーポリッシュ
Image:Tudor | 全体的な「統一感」に優れるのもチューダーの腕時計の特徴のひとつである | 「リゾート向け」ウォッチはこれくらいのさりげないサイズがちょうどいい さて、チューダー(TUDOR ...
続きを見る
-
-
チューダーが仏海軍飛行隊へと納入するミルスペック腕時計「ペラゴス FXD GMT」発表。作戦基準時間となる”ズールー時間”含め3つのタイムゾーンを表示可能【動画】
Image:TUDOR | チューダーは仏海軍向けにタフネスウォッチを納入している | このペラゴスFXD GMTはミリタリーウォッチらしい「オールマット」仕上げ さて、モータースポーツなど様々な方面 ...
続きを見る
参照:TUDOR