Bell&Ross(ベル&ロス)が新しい限定モデル「BR-X1(スケルトンクロノグラフ)」を発売。
ケースを鍛造カーボン(母国のフランス語表記を用いておりCarbone Forgé=カルボン・フォルジェ)で製造しており、ガードがついてものものしい雰囲気に。
ケースサイズは45ミリ(ガードがなければ42ミリ)なので相当に大きな時計ですね。
鍛造カーボンはけっこう製造が難しく、焼成するときにサイズの変化があるようで、その幅が誤差を超えると機械式腕時計のケースとして使い物にならないため歩留まりがあるようです。
よって一部にカーボンを使用した(誤差が出ても問題のないところ)腕時計は数あれど、ケースにカーボン素材を”丸ごと”用いた腕時計は少なく、オーデマピゲはその代表格だと思います(ウブロはカーボンの特性を理解して異素材と組み合わせており、生産効率を高めている)。
なおBR-X1は鍛造カーボンがそのコンセプトなわけではなく、あくまでもデザインがそのコアにある模様。
同じBR-X1を名乗るモデルで、素材違い(チタン、ゴールド)もラインナップされています。
文字盤から内部が見えるところはウブロ・ビッグバン、ゴツいガードを装備するところはオーデマピゲ・オフショアクロノのようで「流行に乗った」モデルのような気がしないでもないですが、単純に見た目が「恰好良い」ですね。
焼成しないカーボンであればこういった「製造誤差」の問題はなく、樹脂にカーボンを混入させて固めるだけのものであれば安価な製品にも採用されたりしますが、ひとえにカーボン製ケースといっても様々なものがあり、注意が必要。
なおセラミックのケースもこういった誤差があり、そのためにセラミックのケースを採用するオメガ・スピードマスター「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」も同じ理由で高価になっているようですね(ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」の”ブラックブラック”はかあんり恰好良く、ときどき欲しくなる)。
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