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スバルWRX STIのエンジン、トランスミッション、排気系がぶっ飛んでゆく大事故。ドライバーは車外に投げ出されるも命に別状はなし

2019/04/29

この破損した状態を見ると誰もが「最悪の事態」を想像してもおかしくない

アメリカにて、スバルWRX STIが大きなクラッシュを喫し、その内容が凄まじいと話題に。
住宅地内での事故のようで、住人がその画像をFacebookに投稿していますが、車体の前後を大きく損傷し、エンジンとトランスミッション、エキゾーストシステムまるごとが飛び出すという大変な事態に。

ドライバーは飲酒、シートベルト非装着、速度超過

ちなみにこの事故は飲酒運転によって引き起こされたとされ、ドライバーはシートベルトを装着しておらず、衝突の衝撃で社外に放り出されたと報じられています(しかも酔っぱらい運転)。

ただ幸いなのは、ドライバーも脳震盪や打撲程度で済んだようで、致命傷には至らなかったこと。

ちなみに助手席側は完全に潰れており、この画像を見ると「車外に放り出されたほうがかえって良かった(それで命が助かった)んじゃないか」と思ったり(車内に残っていたら潰されていたかも)。

なお運転席側はこんな感じ。
これも不幸中の幸いですが、運転席側はまだ生存空間が確保されているようです。

事故の原因や詳細は不明ではあるものの、周囲には相当数のパーツが散乱していて、おそらくはかなりな速度が出ており、何かと衝突(人ではなかったようで幸い)したのだと思われますが、どこをどうしたらこうなるんだというほどの潰れっぷり。※画像の奥にクルマが見えるので、駐車中のクルマにぶつかったのかも

エンジン、トランスミッション、排気系がごっそり取れていて、つまりは「車体の裏側から」これらが外れたということに。

ただしルーフには損傷がないので横転したわけではなく、他の車の上に乗り上げ、そのときにエンジンなど「一式」がそのクルマに引っかかって取れたのかもしれませんね。

この破損状況を見るに、スバルWRX STIの車体は相当に頑丈だと考えて良さそうですが、日本で「トンネルの崩落を駆け抜けてオーナーの命を救った」スバルWRX STIを思い出します。

飲酒やシートベルト非装着、速度超過は褒められたものではありませんが、人命を奪うことはなく、かつ自身の怪我も最小限で済んだようで、「とにかくラッキーだった」としか言いようがない事故なのかもしれません。

なおフロント部は大破。
この状態でサスペンションや前後車輪とアクスルが残っているのもまた驚きです。

そしてドア4枚もちゃんと開閉できるようで、スバルWRX STIは相当に頑丈なクルマだと言えそうですね。

VIA:Allan Keith-Facebook

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