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ポルシェの主役はもはやマカン!2019年の北米では36%の構成比。一方718ケイマン/ボクスターは26%も販売が下がり影響力を失う

投稿日:2020/01/06 更新日:

| カイエンは”クーペ”投入とともにさらに販売を伸ばしそうだ |

世の中「SUVがブーム」と言われて久しい状況ですが、それは米国において特に顕著。
たとえばアメリカの販売ランキング上位を見るとズラリとSUVが並んでいることでもそれはわかります。
一方でイギリスだとコンパクトカー、そして日本だと軽自動車やコンパクトカー、ミニバンが上位を占め、国や地域によってずいぶん差がある模様。

ただし共通するのは「スポーツカーが人気な国や地域はまったくない」ということ。
今回ポルシェの北米法人が2019年の販売内容を公開していますが、その内容を見てみましょう。

2019年、もっとも英国で人気を集めた車はVWゴルフ。しかし4位にはレンジローバーが。人気色だとブルー、レッドが入り他の国とは異なる傾向

「カイエン」は圧倒的な人気を誇る

まず、もっとも多くの台数を販売したのは「マカン」。
マカンはトップを維持しつつも2018年の23,504台に比較し22,667台と「やや」販売低下。
これはフェイスリフトによって一時的に供給がストップした影響によるものかもしれません。

それに次ぐのは「カイエン」で、ポルシェは2019年に19,001台のカイエンを販売していますが、これは昨年の10,733台に比較して大きな伸びを見せていて、おそらくはモデルチェンジ後の需要、そしてバリエーションを拡大してきたことが理由かも。
そしてまだまだカイエンのラインアップは完成しておらず、かつ「カイエンクーペ」も導入されたところなので、2020年はさらにカイエンの販売が伸びることになりそうです。

いずれにせよ、ポルシェは41,668台のSUVを販売しており、これは「SUV以外のセグメント」、つまり911、718、パナメーラを足した19,900台の”倍以上”。

スポーツカーセグメントでは911が圧倒的王者

そしてポルシェにおけるスポーツカーセグメントでは911がもっとも強く、しかし昨年の4%減(9,265台)。
ただし911は昨年にフルモデルチェンジを迎えていて、そのために991.2世代の911供給が一時ストップしたことが「減少」の理由だと思われ、2020年は大きく盛り返すことになりそう。

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一方、とくに供給が止まらず、むしろラインアップを拡大してきた718ケイマン/ボクスターについては2018年の5,276台に比較して3,880台にとどまり,これは大きな「販売減」。
おそらくポルシェはこの結果を真剣に受け止めているはずで、よって次期718については様々な検討がなされているようです。

現在有力な説は「次期718ケイマン/ボクスターはピュアエレクトリック化し、現在とは異なる、新しい顧客層を獲得する」というもの。

ポルシェ「次期718ケイマン/ボクスターにはHV、PHEVを投入」。一方、ピュアエレクトリック版の718も検討中

ポルシェ「718シリーズは中国市場抜きではもはや成立しない」。なぜ中国で急にケイマンとボクスターが売れるようになったのか?

なお、「タイカン」はすでに北米にて130台が納車されている、とのこと(このうち大半もしくは全てがデモカーかも)。

パナメーラも苦戦中

そしてこちらもラインナップを拡大中のパナメーラ。
ワゴンボディの「スポーツツーリスモ」を投入するも17.6%マイナスという数字に(6,625台)。

ただ、上述のように「SUV好調」のおかげで全体としては61,568台つまり前年比+7.6%を記録したのが2019年の北米市場におけるポルシェですが、「SUVがなければかなりツライ」状況だったのは間違いのないところ。

ここ最近、スポーツカーメーカーがこぞってSUVを発売してはいますが、SUVがなければ販売台数が減る一方であり、販売が減ると収益も減ってスポーツカーの開発もできなくなり、そうなると他メーカーに追い越されてブランド衰退、ということに。

それを考えるとブランド存続のためには「SUVが必須」であり、スポーツカーブランドがSUV発売という事実に対して肯定しはしても「否定はできない」と考えています。

とくに株式を公開している自動車メーカーの場合、「SUVを作らない」ということはもはや「正しく現状を見据えた経営を行っていない」つまり怠慢や株主に対する裏切りと捉えられても仕方がない、という状況でもありますね。

VIA:Porsche

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