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中国の税制はどれほど?日本だと3000万円のランボルギーニ・ウラカンは税金だけで5460万円に価格上昇

2016/12/21

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中国では輸入車にかかる関税が高額で、これは一部引き下げの方向で動いているものの、中国の自動車メーカーは競争力確保のためにこの措置を継続するように中国政府に働きかけており、おそらくはしばらくこの税制は継続されそうです。
よって中国では輸入車がやはり高額になるわけですが、ここでいくつか例を見てみましょう。

輸入車にかかる税金としては大きく分けて「関税」「付加価値税」「排気量にかかる税金」の三種。
関税は今のところ一律で25%、付加価値税は17%が輸入価格に対してかかります。
問題は「排気量にかかる税金」で、これは0-40%と幅があり、4リッターまでだと12%以下、4リッターを超えると40%とイキナリ高額に。
※加えて約2200万円を超える価格の車を購入する場合は10%の「贅沢税」が加算される

よって各社とも4リッターまでに排気量を抑える傾向にあり、これはハイパフォーマンスカーといえども同じ。
たとえばフェラーリ488GTB/スパイダーは3.9リッター、マクラーレンは3.8リッター、メルセデスAMG GTは3.9リッターという感じですね。

一方ランボルギーニ・ウラカンは5.2リッター、アストンマーティンDB11も5.2リッター。
例えばフェラーリ488GTBとランボルギーニ・ウラカンLP610-4の輸入価格が3000万円と仮定すると、関税が750万円、付加価値税が510万円。
よって3000+750+510万円で4260万円となるわけですが、ここからが問題でフェラーリ488GTBの排気量にかかる税金は360万円、ウラカンのそれは1200万円(!)。

となるとフェラーリ488GTBの中国での価格は4620万円がベース(ここから利益を乗せる)で、ランボルギーニ・ウラカンLP610-4は5460万円がベース。

欧州や日本だと同じ3000万円の車が中国だと4620万円と5460万円という差に(日本でも自動車税は排気量によって決まるものの、車両本体価格からすると誤差のようなもの)。

なおアストンマーティンDB11の車両価格が2500万円だとすると、2500+625+425+1000=4550万円となり、フェラーリ488GTBと同じくらいの価格に。
フェラーリ488GTBは670馬力、0-100キロ加速3秒ですが、アストンマーティンDB11は610馬力/3.9秒と見劣りする数字となっており、中国でアストンマーティンの競争力が劣る、というのもわかるような気がしますね。

なおこれはランボルギーニも同様で、「40%」の税金は中国においてかなりな差異を生んでいる、と言えるでしょう。



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