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こだわりがスゴい。フェラーリが「デイトナSP3みたいな」プラリネほか4種類のチョコレートを発売、約4,500円から13,500円まで

こだわりがスゴい。フェラーリが「デイトナSP3みたいな」プラリネほか4種類のチョコレートを発売、約4,500円から13,500円まで

| フェラーリはかつて、「レストラン事業を成長させる」としていたが |

今後の展開に期待がかかる

さて、フェラーリの経営するレストラン、イル・カヴァリーノより「チョコレート」が登場。

これは単なる「ライセンス品」ではなく、シェフであるマッシモ・ボットゥーラ氏、そして歴史あるチョコレートメーカーであるペイラーノ(Peyrano)とのコラボレーションによる高品質な製品で、フェラーリの「伝統と革新、品質とエレガンス」を体現する存在です。

なお、イル・カヴァリーノはもともと1950年にフェラーリの社員食堂として誕生していますが、その後はエンツォ・フェラーリが要人をもてなすために使用し、直近では改装を経てカリスマシェフであるマッシモ・ボットゥーラ氏が腕を振るうレストランとして生まれ変わっています。

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フェラーリを食で味わう。「スーパーカーメニュー」がマラネッロのリストランテ・カヴァリーノに登場
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フェラーリによるチョコレートはこんな種類がある

今回発売されたチョコレートは4種類あり、まずこちらはデイトナSP3を連想させる形状を持つプラリネ。

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価格は24個入りで75ユーロ(現在の為替レートにて13,500円くらい)に設定されています。

チョコレートと言えど、ヴィラ・マノドーリ産バルサミコ酢やシチリア産エクストラバージンオリーブオイル、ピエモンテ産ヘーゼルナッツなども含まれるようですね。

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こちらは「ナポリタン(Napolitains)」。

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16枚入りで45ユーロ(8,100円くらい)という値付けです。

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参考までに、(チョコレートにおける)ナポリタンとは一口サイズの正方形または長方形の非常に小さな板チョコを指し、主にコーヒーや紅茶に添えるためのチョコレートとして位置づけられます。

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こちらは「クラヴァンザーナのヘーゼルナッツを手作業でキャラメリゼし、3層の異なるチョコレートでコーティングした」ドラジェで「100g入って27ユーロ(4,900円くらい)」。

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なお、ドラジェとは中心にナッツ(特にアーモンド)、チョコレート、またはフルーツなどを使い、その周りを砂糖(シュガーペースト)で何層にもコーティング(糖衣掛け)したお菓子のこと。

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最後はジャンドゥーヤで12個入りで25ユーロ(4,500円くらい)。

ジャンドゥーヤはナッツペーストとチョコレートを混ぜ合わせたもので、ナッツの含有量が比較的高い、ソフトでなめらかなチョコレート菓子。

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ジャンドゥーヤ(イタリア発祥)と一番上のプラリネ(フランスあるいはベルギー発祥)は両方ともナッツを使用した製菓材料ではありますが、両者が異なるのは、ジャンドゥーヤが「キャラメリゼしない」のに対し、プラリネでは「キャラメリゼ必須」ということで、これらをチョコレートと混ぜ合わせることにより、プラリネは「香ばしい」、ジャンドゥーヤは「滑らかな舌触り」になるとされています。

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参照:Ferrari(Il Cavallino)

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