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メルセデス・ベンツがディーゼル300万台をリコール。しかしながら「不正はない。ソフトにパッチ当てるだけ」

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メルセデス・ベンツが欧州で300万台のディーゼル車をリコール。
これにかかるコストは300億円近くに上ると見られ、かなりのダメージがあるのは間違いなさそう。
なおリコールの理由としては不正ソフトがあるわけではなく、「ユーロ5/6適合ソフトウェアのパッチ」としており物理的な変更はない、としています。

ただ、このリコールの内容が本当にせよそうでないにせよ時期的には「好ましく」なく、これは不要な論争を呼ぶことになりそう。
現在すでに一部で「これはメルセデス・ベンツが不正ソフトを修復し証拠隠滅するための行動では」という話も出ているようで、しばらく議論の的になるのは間違いないと思われます。

ディーゼル不正についてはフォルクスワーゲン・アウディグループの他ルノー=日産もその疑いがかけられており、メルセデス・ベンツやBMWは不正ソフトの存在そのものを否定。

ディーゼルは欧州において非常に人気の高いエンジンではありますが、今回の件を受けて販売が鈍るのは間違いなく、「ディーゼルエンジンを売ろうとした」VWのちょっとした出来心のためにディーゼルエンジン自体が絶滅の危機に追いやられてしまう、というのはなんとも言えない皮肉だと思います。

まだまだ真相究明には時間がかかりそうですが(もしかすると永遠にわからないかも)、自動車史に残る事件であることは間違いない、と思います(後にディーゼルエンジン絶滅の引き金として語られるかも)。

なお今のところ日本でのリコール発表は「なし」。
現実的にディーゼルモデルが日本へ正規輸入されていないフォルクスワーゲンですら「あれだけ」叩かれたことを考えると、日本でのリコールが発表された場合にはちょっとした波風はありそうですね(これでメルセデス・ベンツの築いたブランド価値が揺らぐとも思えませんが)。

ちなみに日本におけるメルセデス・ベンツのディーゼル比率は20%。
フォルクスワーゲンのディーゼル不正事件が報じられた際、日本ではディーゼルを販売していないにもかかわらず、その年におけるVWの販売が19%減、翌年は14%減という厳しい結果に。
なお日本でディーゼル比率の高いメーカとしてはBMW(30%)、マツダ(40%)があり、これらも「影響なし」ではいられないのかもしれません。

 

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