ミツビシが新型ミニバンの画像を公開。
これは8月10日から20日にかけて開催されるインドネシア・インターナショナル・オートショーにて展示される予定で、名称については現在のところ不明。
なお、今回の新型ミニバンについて三菱はただ「ネクスト・ジェネレーションMPV」とだけ述べており、しかし以前に「EXPANDER(エクスパンダー/エキスパンダー)」として公開されていたものの市販モデル。
今回公開された画像を見るに、タイヤサイズ、ドアミラー、ドアハンドルなどから判断する範囲では「このまま市販される」と考えても良さそう。
ミツビシによると「SUVのタフさ」と「MPVの室内空間の広さ」とを併せ持つ車としており、定員は7名となる見込み。
なお、こちらがエキスパンダー。
今回公開された新型車はエキスパンダーに比べると随分トーンダウンしてはいるものの、かなり「思い切った」デザインであることは間違いなく、特にフロントの「どこがヘッドライトでどこがデイタイムランニングランプなのか」わからないデザインは非常にアヴァンギャルド(日産ジュークやシトロエンC4カクタスのよう)。
こちらはインテリア。
やはりいつ市販されてもおかしくないほどの完成度ですね。
なおパーキングブレーキが「電気式ではない」ところを見ると、比較的「安価な」値付けがなされると思われます。
リアも同様に「やや普通に」なってしまってはいますが、それでも十分に魅力的。
ちなみにルーフは「フローティング」デザイン(ボディとルーフとの間に黒い境界を入れ、浮いているように見せる)で、これはBMW iシリーズ、ホンダや日産、トヨタ/レクサスも好んで用いる手法ですね。
なお、「ミニバン」の人気が高いのは日本特有かと思われ、そして日本ではSUVもやはり人気。
しかしながら様々な事情で「本当はSUVに乗りたいものの」家庭の事情でミニバンに乗らざるを得ない、という人も多いはずで、そういった人には「SUV風味のミニバン」はありがたい存在なのかもしれません(今までなかったのが不思議なほど)。
ミツビシが東京モーターショーにてEMIRAI 3 xDASコンセプトを発表。
二年前に発表されたEMIRAI 2 xDASの進化版とも言えるもので、EVらしく先端技術を盛り込んだもの。
具体的にはヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)、ライティング、テレマティクスというところに絞られますが、それを実現するためのディスプレイ、ジェスチャーコントロールによる非接触式の操作系、ウエアラブル・デバイスを装備。
さすがは電気系の会社をグループに持つミツビシという感じですが、これもひとつの自動車の方向なのでしょうね。
ミツビシが北米と欧州市場向けに5人乗りの新型SUV発売の計画を持っている模様。
アウトランダーよりも小型となる見込みですが、今のところネーミングなど決まっていないようです。
しかしながら来年の秋には生産開始とも言われるので、社内では結構具体化しているのでしょうね。
デザインについては不明としながらもeXコンセプトの影響を強く受けるものとされており、ライバルはキア・スポルテッジ、ヒュンダイ・タクソン、マツダCX-5など。
パワートレインも不明ですが、ガソリンエンジンに加えハイブリッド、ディーゼルも念頭にあるようです。
このカテゴリーは性能や積載性よりも「見た目」が勝敗を分けるとも考えられ、それはレンジローバー・イヴォークが証明していると考えられます。
イヴォークはコンセプトモデルほぼそのままのルックスで発売されたことで市場に大きなインパクトを与えましたが、ミツビシもできればeXコンセプトそのまま(保安部品などは調整して)で発売してくれればなあ、と思います。
ぼくは今までミツビシには縁がありませんが、このデザインであれば「買い」だろう、と考えているわけですね。