アウディが2019年登場予定の次世代A3において、「3/5ドアハッチバック」を消滅させる模様。
もともと日本では3ドアハッチバックを導入していませんが、今回3/5ドアハッチバック「消滅」の理由としては「ディーゼル不正事件の影響によるコストカットの必要があるため」、と報じられています。
「A3」はA1登場までアウディの「ボトム」を担ってきたモデルではあるものの、今回3ドアハッチバックを廃版とし、かわりに「5ドアリフトバック(スポーツバックとはまた別)を投入するようで、これが現在の「5ドアハッチバック=スポーツバック」と入れ替わるようですね。
要は現在(本国で)
・5ドアハッチバック(スポーツバック)
・4ドアセダン
となっているものが、今後
・4ドアセダン
になる、ということですね。
よってA3のランナップは「5ドアリフトバック」と「4ドアセダン」のみとなりそうですが、3ドアハッチバック、5ドアハッチバックはA1に「任せる」ことになりそうです。
なおアウディは他メーカーに比べるとやや特殊なボディ形状(と呼称)を持ち、A5やA7に用意される「スポーツバック」というものが存在。
これは「クーペ風5ドア」とも言うべきもので、現在は「5/7など”奇数”」シリーズにラインアップされていて、同じ奇数の「A3」にもスポーツバックがラインアップ。
ただしA3スポーツバックはクーペというよりも「ワゴン形状」なのでA5/A7スポーツバックとは明らかにイメージが異なり、これを次期モデルでは名実ともに”A5/A7と同じボディ形状”へと統一してゆく、ということなのかもしれませんね(ただしA3の全長では長さが足りずに”スポーツバック”の実現は難しく、それで”リフトバック”となるのかも)。
なおアウディの「偶数」つまりA4やA6にはワゴン(アウディでは”アバント”という呼称を使用)がラインアップされ、それに対してA3/A5/A7という奇数には「スポーツバック」が存在するという構成となっており、この整合性を取ってゆく意図もありそうですね。