さて、納車前からの予定通り、TTのドアミラーハウジングを交換。
これはアウディ「TTS」に採用されるアルミ調仕上げのパーツで、純正流用となります。
なお先代の8JTTには後期モデルから純正オプションにてTTS用ミラーカバーが用意されており、おおよそ価格は6万円くらい(このオプションは以前に所有していたTTにも装着していた)。
しかしながら現行の8STTにおいては、このアルミ調ミラーハウジングはオプションでラインアップされておらず、現在このパーツを装着しようとすると純正流用か社外品に頼ることに。
純正流用だとけっこう高価だと聞いたことがあり、フォルクスワーゲンやアウディのパーツを専門に扱う国内のショップでも大体10〜12万円くらいの価格設定。
なおカーボン製のドアミラーハウジングでもこれと同じくらいの価格で購入が可能で、それを考えるとこのアルミ仕上げミラーキャップの価格設定は「かなり高い」とも考えられます。
社外品だと安いもので(中華製)2万円代からありますが、その品質はちょっと不安。
一体どうしたものかと考えていたのですが、時々見ているe-bayにたまたま出品されているのを見つけ、ドイツより送料込みで36,000円程度で取り寄せに成功。
ちゃんと「アウディ・サイドアシスト」にも対応しており、けっこういい買い物ができた、と考えています。
さて取り付けはまずミラー面を外し、ハウジング内側からビスを取り外してからボディカラー同色のミラーカバー部を分離させて行いますが、ちょうどアウディ東大阪さんに用事があったので交換を依頼。
ついでにワイドミラー(ブルー/1000R)も取り付けてもらっていますが、これは「Autostyle」というところの製品で、10,700円での購入です。
ただエッジの処理がちょっと甘く、品質が高いとは言えないものの、価格を考えると「まずまず」と言えるかもしれません。
アルミルック・ドアミラーハウジング取り付け後の印象ですが、予想していた通り車体の上半分が軽く見え、(ホイールをブラックにペイントしているので)重い色が車体下半分に集まり、視覚的重心が低くなったように思います。
なお、車によってはこうやってドアミラーを交換すると「イマイチ」に見えるものがあるようで、「格好良くなるかそうでないか」は個人的主観や車そのもののデザインのほか、「ミラーの取り付け位置」にも関係がある模様。
経験上ではありますが、ドアミラーが「ドアスキン」にマウントされており、かつその「足」が樹脂であったりボディカラーとは別の色で、もともと「ドアミラーがボディから浮いているように見える」デザインの車のほうが交換した際の「グレードアップ感」があるようには思います。
逆にドアミラーがAピラーの付け根にあり、かつAピラーと形状的・色的連続性のある場合にドアミラーの色を変更すると、逆に「車全体のワイド感」が印象として損なわれることがあるようですね。